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今回もギター機材関係の事をマニアックに書いてます。
その辺の事に興味の無い方はいつものようにスルーを推奨致します。
悪しからずご了承くださいませ。m(_ _)m
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ちょっと前までは、エレアコのピエゾの無味乾燥な音を普通のアコギをマイクで拾った音にするのがアコースティックシミュレータだったけど、
(正確にはアコースティックプロセッサー)
もう今時はエレキの音をアコギ(まぁ、ピエゾみたいな無味乾燥な音だけど…)の音に変えるのがアコースティックシミュレータって感じよね?
エレアコのピエゾの音は何か凄くイヤだったけど…エレアコとは言えボディーには空洞もあって生音はちゃんとアコギだったからこそ尚更なんだろうけどね。
でも、エレキの音をアコギの音に変えちゃおうってなると、そもそもが「無理、ニセモノ」って頭でスタートするんで、エレアコのピエゾDI直みたいな音でも「あ、アコギっぽい!」って何気に許容範囲に感じちゃうから人間って不思議よね。(^o^;
…いや、だって、そうなるとスゲェ便利な訳でね…
例えばイントロからAメロBメロくらいまで静かにアコギで、サビでドカーンと歪みギターのロック調になってそのまま2番まで盛り上がって、またリイントロで静かにアコギだけになって…
なんてアレンジの曲はけっこうある訳で。
これ、今までなら、ライブでやろうと思うと、アコギをいつでも弾けるポジションでスタンドに固定しといて、エレキも肩から下げたまま覆い被さるようにアコギ弾いて、パッとエレキにチェンジして…って、少々曲芸の域に入ったようなプレイしなきゃならないのと、アコギとそれをスタンバっとく専用のスタンド用意しなきゃイケないのとで、ワンマンで出来るプロのバンドならまだしも、ライブハウスでしかも対バンとかだと、敬遠しがちよね?「アコギのところエレキでいっか…」とか…
それがエレキを弾いて、ピエゾ臭くはあってもエレアコっぽい音が出てくれるんなら、全然苦じゃなくなるでしょ?
確かピンクって女性アーティストがツェッペリンの曲をカバーするのに、バンドのギタリストがレスポールでアコギの音出してて、「あ、これ、ライブって考えたら十分アリだな…」と思った事があってね。
これね。わざわざアコギからレスポールに持ち替えてアコギの音出してる…(^m^
だからって、アタシゃもうKemperで全てやってるのに、アコースティックシミュレータ1個買って前に繋ぐってのもなんか美しくないよなぁ〜、なんて考えててふと、「あれ?Kemperってどんなアンプの音でもそのまま取り込めるんだから、アコースティックシミュレータも取り込んじゃえば良いのかぁ…なら買っても取り込んじゃえばブサイクな事にならなくて済むかぁ…あれあれ?ちょっと待てよ?もうアコースティックシミュレータ取り込んだ音色フォーラムにアップしてる人居るんじゃねぇか?」と。
はい、予想通りありましたよ。(^o^
しかも、いろいろあったんで、自分の好みに合う音色も見付けられたし。
こういう時Kemperってつくづく便利で賢いなぁと思ってしまう訳です。
これでパッチ組んじゃえば、上に挙げたような曲でも全然大丈夫だし超簡単。v(^ ^)v
これが雷々軒やってる時にあればねぇ〜。Love Walked In、もっと良い感じに出来たのにねぇ…(^o^;