美味しくて大変リーズナブルなランチに行ってきました。
17区にある、LE 975、というレストラン。
日本人&フランス人コンビのレストラン。
サービス全般がフランス人の方、料理全般が日本人の方で構成されているよう。
1月に入って早々、日本から友人が来ており、
どこかで美味しい食事を、、と色々調べていたときに
たまたま見つけたレストランです。
何せ、お昼のランチが16ユーロで食べられる!
という、この、基本外食が高いパリではありえない価格。
しかもとっても美味しそう。
(料理人が日本人、というのもまたかなり魅力的)
わー、絶対に行ってみたい!と
その前日の夜にすでに会う約束をしていたものの
更に追加で、半ば強引に翌日ランチも誘いました
ランチは、16ユーロのコース、38ユーロのコース、アラカルトがありました。
plat du jour(日替わりメイン料理)だけなら、平日ランチのみ、13ユーロ、なんてのもあったので、常連さんなんかは、ささっと、メインだけを食べていったりするのかな。
私たちはもちろん、お目当ての16ユーロのランチコースを。
まずはMise en bouche。
お通し、プチ前菜、といったところでしょうか。
きのこのポタージュ。
マグレットカナール(鴨肉)とパルメザン入り。
所々に入っているマグレットカナールのじゅわっとした食感が絶妙。
あくまでもお通し的なものなのでお上品サイズですが、
それでも食べごたえがあるので、日本人にはこれでも十分満足かも
さて、本日の日替わりメイン。
この日はタラ。
金曜日だったからお魚だったのかな?
(フランスでは金曜日に魚を食べる習慣がある。ちなみに息子も、学校の給食でも金曜日は必ず魚みたい)
でも、魚好き日本人にはうれしい限り!
カリフラワーやみかん(!)、貝、などが美しく散りばめられています。
ゴボウのようなものがあって、確かトピナンブール(キクイモ)と言っていたような気がするのですが
とーっても美味しく味付けされていました
お皿にある黄色と緑の水玉ソースも、これがまた素晴らしく美味しくて
しかも色鮮やかで、特に緑のは、食べてみるとコリアンダーっぽい味がして
でも何だろうね??と話していて
どうしても気になったのでサービスの方に聞いてみたら
クレソンとのことでした!
もちろん、タラもほわほっわに柔らかくて幸せ
テーブルにあった、岩塩と塩ハーブと胡椒↓
これらを少しかけて食べてみたら
むひょーーーー、お、美味しいーーーー
特に、この、胡椒が超美味でございました。
そしてデザート。
patate douce(甘いもと直訳。サツマイモのようなもの)のデザート。
patate douceのクリームに、キャラメルソースとリンゴ(?)のコンポートとナッツが添えられていて
これまた大変に美味しい
そして最後コーヒー。
ここまでつきます!
これはすごい!
どのレストランに行っても、カフェに行っても
ランチのmenu(コース)にコーヒーがつくことは、パリではまずありません。
絶対といっていいほど、食後のコーヒーは別料金。
ん~~~~、これで16ユーロは、素晴らしい、の一言でしか、ない
量も、ランチには本当、ちょうどよい量。
苦しくなる量ではなく、でも物足りなくもなく。
そして味付けも大変に美味しいし、見た目も美しく、
サービスも、大変に感じがよいです。
そりゃ、満席だわな~~
と、ものすごく納得。
客層は常連さんっぽい方を含むフランス人が大半を占めていましたが
中には日本人の姿も、チラホラいました。
いや~~~~、ここ、本当、いいわ。
春に私の両親がパリに来る予定なので
そのときにも、ここ絶対来ようっと、と思ったのでした。
ちなみに、満席になる前の店内。
黄色が目印のレストランです
☆LE 975
25 Rue Guy Môquet, 75017 Paris
tel. 09 53 75 67 71