日本に来るガンの70%が寝床にする沼

宮城県の伊豆沼。

 

 

 

夕日が沈む中

数万羽のマガンがV字を成して

次々にやってくる姿は

 

まさに圧巻。

 

 

 

 

マガンは

越冬のために、シベリアからやってきます。

 

 

 

私は小さい頃ずっと疑問でした。

なんで鳥は渡るんだろう?」と。

 

 

 

・2週間も飲まず食わずで

なぜリスクを冒してまで渡るのだろう?

夏も冬も丁度いい環境でずっと過ごせばいいのに…!

 

・なぜ4000kmもの距離を

地図も持たずにたどり着けるのだろう?

 

 

 

 

 

 

マガンはなぜ成し遂げられるのか。

なんだか人知を超えたものに見えますよね。

 

 

 

でも

きちんとした理由・知恵を持っているんです。

 

マガンに聞いてみましょう。

 

 

 

*    * * * * * * * * *

 

萌美
 

なぜ渡るの?

 

 

マガンくん
 

渡る方が得だからクワッ!

(お初にお目にかかりますマガンだクワッ!)

 

 

マガンくん
 

渡ることで

天敵に襲われたり、疲れ切っちゃうのもあるけど

 

それよりも

寒さに凍えて、エサもなくて飢えるよりよっぽどマシだし

 

なにより渡った先の

エサも豊富で、天敵も少ない場所の方がいいんだクワッ!

 

 

 

 

 

 

萌美
 

じゃあ、渡らずに中間地点にいれば、

渡るリスクもないし楽なんじゃない?

 

マガンくん
 

いやいや~そうも上手くいかないクワッ

 

マガンくん
 

そういう「イイ場所」ほど

競争相手が多くて、エサが足りなくなったり

巣をいい場所に作れなくて、天敵に狙われたりするクワッ!

 

 

 

 

 

萌美
 

なるほど~!

 

マガンくん
 

クワッ!(ドヤ)

 

 

 

 

 

 

 

萌美
 

地図も持たずにどうやって渡ってるの?

 

マガンくん
 

特殊能力クワッ!(ちがう)

 

マガンくん
 

太陽や星の位置、磁場、地形やにおいを

目印にして飛ぶクワッ。

 

父上、母上から教えられたなぁ~。

 

 

 

マガンくん
 

おれたち幼鳥は、

父上、母上と一緒に目的地まで行くクワッ。

 

父上、母上は一生ずっと一緒だから

この渡りのプロ。

 

一番大変な先頭を、お互い気遣って

交代しながら飛ぶクワッ。

 

(※先頭は気流に当たって一番大変。

 2番手以降は、先頭の作る気流に乗るから楽に飛べる。)

 

 

 

マガンくん
 

先頭を頑張ってる父上を

母上がいつも気遣う声を掛けていて

夫婦愛を感じるクワッ。

 

 

 

萌美
 

うわぁぁ~素敵!!!

話してくれてありがとう!

 

マガンくん
 

へへへ…!(照)

礼には及ばないクワッ!(バサササ…)

 

*    * * * * * * * * *

 

 

 

お二人(お一人+お一鳥?)のお話

いかがでしたでしょうか?

 

 

 

 

 

マガンは

・道を見通す力

・自分を律する力

・大事な家族に活力を与える力

この3つを持っているから、渡れるんですね~。

 

 

 

 

今回は

そんなマガンから学んだ

「怠け心に負けず、自分の背中を押す方法」についてお話します。

 

 

 

では、どうぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

ついつい怠けてしまう理由とは

 

 

「ついつい怠けてしまう自分を脱したい!」

 

そう思った経験が

私には何度もありました。

 

 

 

例えば

・SNSとかゲームに手を出しちゃったり

・苦手なことを後回しにしたり

・重い腰を起こせない~!とか

 

 

 

 

原因って2つあります。

 

 

①分からないから動けないパターン

 

例えば

・何から手を付けたらいいか分からない

・どうしたらいいか分からない

・何を見たらいいか分からない

 

 

 

2つ目は

②原因を見れていないパターン

 

例えば

・充実した生活が、ぼんやりとしか思い描けない

・感情が乗らない

・親からの圧がウザい

・疲れていて集中力が出せない

 

 

 

 

どちらにせよ

・方法

・未来

・相手の心

・自分の心

 

 

これらが見えないから怖いし

複雑に絡まり合ってるから

動けないだけだったんです。

 

 

 

ということは

絡まったなら、ほどいていくしかない

 

 

 

 

 

 

絡まりをほどくのは「言語化」

 

それを私は

「言語化」

でほどいていきました。

 

 

簡単に言うと

言葉にしていく、のです。

まぁ、文字通りですね…。

 

 

 

 

絡まり合ったものを解すには

ミクロで見たり

マクロで見ることで

ほどけていきます。

 

 

 

 

 

例えば

イヤホンのコードが絡まったり

釣り糸が絡まったり。

 

 

 

 

個人的に

最難関の絡まりは

「ネックレスのチェーン」。

 

 

 

これ、めっちゃ難しい。

 

 

細かいから

爪でツンツンやったり

爪楊枝使ったり…。

(他にいい方法あれば、ぜひ教えて欲しいです…)

 

 

 

1つ1つの輪の集合体だから

スルッと抜けにくいし、

どんな風に絡まってるか

一見しただけじゃ分からないです。

 

 

 

 

なので、ほどくには

絡まってる部分をピンポイントで見て

外側からじわじわほぐしていきます。

 

 

 

それから

再び全体を見て

ほぐした部分のチェーンをどう通せばほどけるか考えたり

他に絡まってる部分を見たり

留め具を外そうか考えたり…

 

 

 

とにかく、

ミクロで見たり

マクロで見ることで

ほどけていきます。

 

 

 

 

 

人のモヤモヤも同じだなって

思います。

 

 

ミクロとマクロでほどけます。

 

 

俯瞰して

目的を見失わないようにしたり、

 

 

1つ1つ見て

原因をひも解いていったり。

 

 

 

 

 

私は「苦手なことを後回しにしちゃう」タチでした。

 

 

 

 

これをひも解いていくと

 

 

 

 

Q. そもそもやる目的はなんだったっけ?
 

Q. なんで後回しにしちゃうのだろう?
 

Q. 後回しにしちゃうときに出てくる感情は?

 

…などなど。

 

 

 

 

マクロで見たり

ミクロで見たり

 

 

 

そうやって言語化していったら

原因が見えてきました。

 

 

 

 

それは

 

・目的意識が消失してた

・時間管理が甘かった

・どこまでのレベルでやるか考えてなかった

・リフレッシュ方法のストックが少ない

・経験が浅いものへのホメオスタシス

 

 

 

この5つ。

 

もちろんこれは私の場合であって

みなさんは違う理由があるかもしれません。

 

 

 

 

この5つが

根本原因になっていて

行動にストッパーを掛けていました。

 

 

 

言語化していく過程で

モヤモヤした感情が整理されて

その上で対策が考えられました。

 

 

 

対策は

「目的を明確にしよう!」

「時間制限や、達成度の目標を決めよう!」

「リフレッシュ方法を見つけよう!」

など。

 

 

 

 

イライラした時に

紙に書くと落ち着くのと

同じで、思考がまとまる感じです。

 

 

 

 

 

結局、

対処療法で押さえつけるのではなく、

原因を外すので

自力で歩む力になりました。

 

 

 

 

それこそ、マガンの持っているような

・道を見通す力であり

・欠乏欲求に負けない力であり

・自分に活力を与える力。

 

 

 

 

これでマガンのように渡れるかな♪

というと、また別の話でしょうが…(笑)

 

 

 

楽しい状態に持っていくには

 

 

とは言っても

これだけでは「わくわくして、手を出したくてしょうがない!」

って状態にはなりません。

 

 

 

 

 

なぜかと言うと

「怠けたくなっちゃうもの」とはつまり

 

 

・経験したことないもの

・やりがいや、面白さが想像できないもの

 

になります。

 

 

 

 

 

これらは

取り組んでる自分を想像しにくいから、

その時の感情まで描けないのです。

 

 

 

 

だから、感情が乗れなかった。

 

 

 

 

じゃあ

どうすればいいのかというと

 

 

やる。

 

 

これに限る。

 

 

そう思います。

 

 

 

どんな感情になるか

言語化してみたって

今の視野のままだと、想像に乏しい

 

 

 

より広い視野を持たなければ

やったことのないものの感情が出てくることはないのです。

 

 

 

 

だから

チャレンジしてみて、

やりがいや面白さを見つけに行く。

 

 

 

 

 

 

それでやっと

 

苦手でも、夢中になれる道が開けます。

 

 

 

 

 

私はそうやって動いて

プレッシャーを与えられなくても

動けるようになりました。

 

 

 

 

 

 

プレッシャーと言えばですが…

 

 

人が動くときは

感情発進がほとんどです。

 

 

「ヤバい!と焦ってやる」

「イライラして、物に当たる」

「怖いから、一歩も動けない」

「楽しいから、際限なくやっちゃう」

「嬉しいから、鼻歌歌っちゃう」

 

 

何かしら心が動かされなきゃ

人は動きません。

 

 

 

そうでないものは

ただルーチン化してるだけ。

 

 

 

 

 

感情って2種類あると思います。

 

 

ネガティブな感情と

ポジティブな感情。

 

 

 

それぞれ考えると…

 

 

 

ネガティブな感情は

自分にプレッシャーを与えたり、

心にダメージを与えます。

 

 

だから

長続きできないし、

言われてからやるので、受動的になってしまいます。

 

 

 

 

逆に

ポジティブな感情は

私たちに活力を与えてくれるし、

愛に溢れます。

 

 

だから

長続きできるし、

やりたくてやるので、自発的になります。

 

 

 

 

ポジティブな感情に乗れるように

自分を持っていきたいですね。

 

 

 

 

それで、いざチャレンジして

最初に躓くのは

「取り組み初めの頃」。

 

実はここが一番辛い時期。

 

 

 

脊髄反射のように

拒否反応が出ることが多いです(実体験)。

 

 

めんどくさい気持ちと、

若干のやりたい気持ちとのせめぎ合いが

ずーっと繰り広げられていました。

 

 

 

なぜかというと

顕在意識で知覚しても

身体はその指令に慣れてないから、そう反応しちゃうんですね。

 

 

 

 

だから

身体が慣れるまで取り組むしかない。

 

 

 

 

 

 

一見辛いですが、逆にいうと

一番辛い時期の気持ちが分かるので

人の痛みも分かります。

 

 

 

大切な人が自立自律しようとした時、

手を差し伸べられます。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、

進んで行くと、こんな不安が出てくる場合があります。

 

 

「これで合ってるのかな…」

「人に受け入れられるかな…」

「我が道を進むようで、孤独になっちゃいそう…」

 

 

 

それを解消するのが、自己信頼

 

 

 

自己信頼度を高めることで

 

 

人の顔色を窺わなくていいし、

より楽しくなれるし、

苦手なことでも夢中になれる未来が待っています。

 

 

 

 

 

 

単純に「自分を信じれば良い」

それだけでは上手く行かないことも触れています。

 

 

 

 

 

 

人のために動くことが多くて、

自分がつい後回しになっちゃう方。

こんな方にもぜひ読んで欲しいです。

 

 

 

 

 

次回、自己信頼についてお話しします。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

 

この記事は

シリーズ「楽しく自由に羽ばたく」~理想の自分を探す

の2番目の記事となっています。

 

シリーズ「楽しく自由に羽ばたく」~理想の自分を探す

step1.魅力アップ

step2.「言語化」で怠け癖から脱出する(本記事)

step3.「自己信頼」で愉しい毎日を創る

 

 

 

 

 

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