パソコンを買う際などに、
「インターネットの回線契約をすれば3万円引き」
などと言われることが多々あります。
3万円もの値引きをしてまで回線を契約してもらって、
回線業者やプロバイダは儲かるんでしょうか?
今日はこのことについて考えてみます。
まず、インターネット固定回線業者のビジネスモデルについて考えてみます。
業者の立場になって考えてみましょう。
インターネット回線は、一度契約するとなかなか変える人はいません。
というのは現状の速度や料金で特に不満がなければ、
わざわざ変更していろいろなリスクやコストを負いたくないからです。
そのリスクやコストとは、たとえば、
・新しい回線の速度が思ったより出ない
・新しい回線の設定などが面倒
・現プロバイダのメールアドレスなどを失うと、いろいろ面倒
・場合によっては電話番号まで変わる可能性があり面倒
などです。
特に設定に関しては非常に大きなリスク(コスト)だと見る人が多いと思います。
そのため、当初は儲からないような契約だとしても、
とにかく契約を確保することが大切になります。
また、マンション等では一度回線をマンションへつなげてしまえば、
各戸への配線工事は非常に低料金で済むため、
できるだけ同一マンション内でたくさんの契約者を確保したほうが
儲けが大きくなるという特徴もあります。
これは基幹線を引いているという意味で、地域単位でも同じことが言えます。
ある程度の規模の都市にはほとんど基幹線がひいてありますので、
とにかく契約数を増やせばその分利益が出ることになります。
以上の理由により、
回線事業者としてはまずはなんとしてでも契約者数を確保する必要があります。
そのために、短期的な利益をある程度削って、キャッシュバックなどを行うのです。
そして利益は長期で契約している人から得るわけです。
このモデルは携帯電話のキャリアのビジネスモデルに似ています。
携帯電話と異なるのは、携帯はある一定期間ごとに機種変更が必要になるため、
そのタイミングでキャリアを変える人が一定数いるのに対し、
インターネット固定回線ではそのようなタイミングは引越しくらいしかなく、
携帯に比べると圧倒的に回線業者を変える頻度が低いことです。
さて、そうなると、利用者の立場から見ると、
同じ回線業者とずっと契約していることは損だということになります。
もちろん、前記したリスクやコストとの兼ね合いではありますが、
そのあたりのリスクやコストを許容できる人であれば、変えない理由はありません。
ということで、私は回線業者を選びなおすことにしました。
いろいろ検索した結果、
↓このあたりが非常によいのではないかと思っています。
BIGLOBE
プロバイダ、回線利用料が3ヶ月無料、工事料金割引(割引後、約3000円)、
キャッシュバック30000円+5000円。
他の業者ではよくある無駄なオプションへの強制加入はほとんど無し。
プロバイダも大手で安心ですし。
月額料金総額も現在使っている回線業者とほぼ同じとなるため、
実質約5万円ほど得することになります。
パソコン買った際に3万円割引などというのよりは、
たぶんかなり得です。
皆さんも目の前の割引に飛びつかず、
ちゃんと検討してもっとも割引が大きいものを選んでください。
ということで、申し込みました。
もし回線速度が速い方がいいという方は
こちら↓も検討してみてはいかがでしょうか。
速度もちゃんと出るし結構評判いいようです。
世界最速インターネットNURO 光
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この記事には後日談があります。
意外な結末を迎えます。
その記事はこちら→インターネット回線の最も安い使い方
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