「アトピー性口唇メラノーシス」とも
呼ばれるアトピー性の症状です。
アトピーの症状といえば主に
お肌に現れるものが有名ですが、
唇にも現れる場合があるんです。
口唇メラノーシスの症状は、
3mm程の大きさをした丸くて
茶色いシミが所々にできてしまうものです。
口唇メラノーシスができてしまう
原因としては、唇の極端な乾燥が考えられます。
アトピーをお持ちの方は、お肌の
潤いが失われお肌が乾燥してしまう
ことが多いですよね。
お肌だけでなく、唇も同様に潤いが
失われ極度に乾燥してしまうのです。
このような乾燥状態が続くと、
通常時よりも紫外線の影響を受けやすくなってしまいます。
アトピーによる唇の乾燥が、
紫外線の感受性を高めてしまい
口唇メラノーシスなどの症状を
引き起こしてしまうんですね。
口唇メラノーシスは成人してから現れやすい症状です。
反対に子供の頃には、ほとんと現れる
ことがないもの口唇メラノーシスの特徴のようです。
口唇メラノーシスはシミの一種です。
シミの一種なら、お顔にできた
シミのように美白化粧品でケア
できるのでは？と思われるかもしれません。
しかし美白化粧品だけで
口唇メラノーシスのケアを行うのは、
少し難しいようです。
一般的に口唇メラノーシスのケアは、
医療機関でのレーザー治療で行われます。
唇は皮膚と比べて回復が早い部分ですので、
お顔にできたシミよりも比較的早く
治療を終えることができるようです。
しかしレーザーで治療したからといって、
それで終わりではありません。
レーザー治療後は美白成分や
紫外線を防ぐ成分で再発を防ぎます。
この際、ハイドロキノンなどの美白成分を
使用する場合は必ず医師に相談し、
唇に使っても問題ないかを確認しましょう。
勝手な判断で美白成分を使用してしまうと、
かえって唇が荒れてしまい炎症を起こす可能性もあります。
また、口唇メラノーシスを悪化させない・
起こさないためには日頃からの保湿が欠かせません。
お肌も乾燥してしまうと、
バリア機能が失われ様々な
お肌トラブルが起こりますよね。
唇だって同じです。
唇がカサカサになりやすい方、
カサカサになった皮を剥くクセが
ある方はシミができる可能性が高いです。
ついクセで触ってしまうかもしれませんが、
保湿クリームなどでこまめにケアしてあげましょう。
口唇メラノーシスはアトピー性の
ものですが、それ以外にも極度の乾燥
によって唇にシミができることがあります。
唇の乾燥に気付いたら、すぐに保湿を行いましょう。
唇に色素沈着が起こる原因として
考えられるのは、唇が極端に乾燥
していることが原因であると考えられています。
アトピー性皮膚炎の患者さんは特に
潤い機能が失われてしまう場合が多い
ため唇もカサカサに乾いてしまっていると思います。
乾燥した状態で過ごしていると亀裂が
入りひどくなると炎症を引き起こす
可能性がありますし、紫外線による
ダメージも受けやすい状態になります。
唇が乾いているとどうしても
舐めてしまったり、手で触れたく
なってしまいますが絶対にやめましょう。
一番良いケア方法としては乾燥を防ぐ
ためにリップクリームやワセリンを
塗ったりしてしっかりと保湿するように
心がけることが大切です。
お肌のケアと同じように、しっかりと潤
いを逃さないようにすることで
バリア機能を回復させてトラブルを
防ぐことができます。
市販されているリップクリームを
使用する際には余計な刺激を与える可能性が
ある成分が含まれていないかを確認
するようにしてください。
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