#40 DF加倉井 拓弥（かくらい たくや）選手
FC町田ゼルビアユースに所属する17歳。千葉奏汰選手に続くユースからのトップ昇格です。
町田は少年サッカーの街。FC町田ゼルビアは一般的な「Jリーグを目指そう」としてトップチームを作り、育成組織を作っていく方法と異なり、元々が少年サッカークラブが起源のクラブで小学生、中学生、高校生、トップチームと組織を下から積み上げてきたクラブです。
とはいえ、町田の周りにはFC東京、東京ヴェルディ、横浜Fマリノス、川崎フロンターレ、横浜FCなどJ１、J２で活躍するクラブのユースチームがたくさん。その中でゼルビアを選び、ゼルビアで育った加倉井選手がトップチームに昇格したというのは本当に喜ばしいことです。
他のクラブに目を転じてみるとユースからトップチームに昇格した選手はたくさんいます。例えばヴェルディからゼルビアに期限付き移籍をしていた南秀仁選手も2010～2011年に2種登録され1ゴールを決めています。そして今年はすでに9得点の活躍。またヴェルディから2013年にゼルビアに期限付き移籍していた杉本竜士選手も2011年に2種登録。ヴェルディでは得点がなかったものの、ゼルビアでは8試合で3ゴールの活躍をしたのは記憶に新しいですね。
「加倉井拓弥」という名前を見かけたらゼルビアユースからトップチームにあがったあの子ねと思い出してくれたら幸いです。色々なクラブで多くの2種登録された先輩たちが今トップチームでレギュラーとして活躍している中、まずはトップチームでの試合に出場。そしてゆくゆくは日本代表としてピッチにたてていたら嬉しいですね。
みなさま、加倉井拓弥選手、そしてゼルビアユースの応援もぜひお願い致します。そういう私もユースの応援にも行かなきゃね。
