久々のブログになりました。
震災から3ヶ月が過ぎて、東京に住んでいると、震災前とまるで変わらない様な生活を取り戻しているような錯覚に陥ります。
とはいえ、生まれ故郷、実家、在籍オケのホームが被災した僕自身は、前を向いて生活をしていても、いつも震災の事を思い出しながら過ごしています。
先日ようやく実家がある仙台に行く事が出来ましたが、惨状は言葉にはあらわせないものでした。とはいえ両親は心配をかけないようにと気丈に振る舞ってくれました。なんとも言えない帰省でした。
父の日の今日はプロオケに在籍する被災者で復興支援アンサンブルのリハーサル。震災後からずっと試行錯誤と模索をして行動をしてきましたが、ようやく形になりました。遅いのか早いのかはわかりません。でも被災地に行けば、東京の生活とは全く違う不安と現実で生活している方々がいます。そういう方々にやっと音でお届けできる嬉しさ…。
今回は
フルート 相澤政宏(東京交響楽団首席)
オーボエ 最上峰行(東京交響楽団)
クラリネット 伊藤 圭(NHK交響楽団首席)
ファゴット 井上俊次(読売日本交響楽団首席)
ホルン 大野雄太(新日本フィルハーモニー交響楽団)
というメンバーでまずは木管五重奏から始動します。今回のメンバー全員、それぞれ実家が全壊、半壊、親の家が津波で流されたりしています。それでもメンバー全員、それぞれ在京のオーケストラに在籍しながら、震災前と変わらずお客さんに夢を与えるべく、演奏活動をしています。
そんな僕達の想いを音楽で被災地の方々に届けるべく活動をスタートさせました。もちろん被災地出身に関係なく音楽家全員が、音楽で被災地の皆さんの力になりたいという気持ちは持っています。何か行動を起こす時に皆が喜んで演奏すると言ってくれます。
今回被災地出身、家族が被災した音楽家だけで演奏する事は苦渋の選択でしたが、その分、被災地の方々と本当に少しだけですが、同じ気持ちを持って演奏できるのではないかと考えました。
今月末には各方面でのご協力で受け入れ先が見つかり、宮城県石巻市の学校をまわります。
そしてここからメンバーを拡げます。今後プロオケに在籍する被災したメンバーで、定期的に被災地や避難所をまわります。演奏に関しては全てボランティアです。ご協力頂けるプロオケ奏者の方も随時募集しています。僕らの人脈で知り得ない情報も是非お寄せ下さい。そしてこのアンサンブルの名前も募集しています。
プロオケでの音楽経験を活かし、そしてプロとしての音楽を届けていきたいと思っています。
いつかメンバーが増えて、室内オケで被災地で感動的な演奏会、復興したという証しの演奏会をするのが僕の夢になりました。
是非応援して下さい。