セミナー・研修はプレゼンテーションの場！？

こんにちは世界一厳しいプレゼントレーナーの櫻井です


最近たくさんの講師と言われる方々から
こんなご相談を受けます。


「いや～、どうも受講者からの評判はいいんだけど、
　その後につながらないんだよね。。。
　
　どうしたらいいのかな～」


後につながらない
具体的にどういうことか尋ねてみますと。。。


研修のリピートオーダーがかからない
セミナーからバックエンドの契約
（コーチング・コンサルティング）につながらない
受講者が「明日からやります」
とやる気を出してくれない



こういった内容が多いわけです。


なぜ、こんなことが起きるのでしょうか


それは、セミナー・研修はプレゼンテーションの場である
という意識の欠如から起きてきます。


どういうことかというと、ほとんどの講師の方が、セミナーや研修、
ワークショップなどは有意義な情報を提供する場である
という認識しか持っていないということなんです


これでは、当然のことながら、聞き手には何の行動も生まれません。


それでは、どのようにすれば受講者の行動変容を引き起こし、
後につながる影響力を発揮することができるのでしょうか


その秘訣は、相手の心理的変化を見逃さず、適切な瞬間に
期待する行動を引き出す提案をしていくことなんです


例えば、先日はカイロプラクター向けにセルフブランディングの
セミナーを行いました。


この時は、１５名ほどの方に参加していただきましたが、
そこから個別の相談に誘導させるためにある仕掛けを打ちました。


本来であれば、かなりの時間をかけて取り組んでいただくワークを
さらっと説明しただけで、「さあ、やってください」と放置プレー
してみたんですね。


すると。。。


当然ながら、ほとんどの方の手が止まり、
困ったような状態に陥ります。


ここですかさず、ある１人を引き合いにプチコーチングを行いました。

質問を繰り返して、その方にとってお客様になってもらいたい
たった１人を明確にしていくセッションを展開したのです。


それまで自分だけでは何も浮かばなかったその方が、
ものの５分であっという間に理想の顧客像が見えてきました。

さらにそのお客様に向けて売り出したい自分のセールスポイントまで
おぼろげながら見えてきたのです。


ここで、その様子を見た他の受講者の頭の中には
「私も引き出してほしいな～」
というのが浮かぶわけですね


このタイミングで、すかさずプレゼンを行うわけです。


「こんな風に、『私も引き出してほしいな～』
　という方がいらっしゃれば、限定５名で
　体験セッションをご提供しますがいかがですか」


言うまでもなく、一瞬で定員をオーバーする
お申し込みをいただきました


ここでのコツは以下の３点です。


相手の頭の中に浮かんだ言葉をそのまま使う
行動しようと思ったタイミングを逃さない
緊急性や限定性を演出して今すぐ行動してもらう


特に最後は重要ですね。


研修であれば「～～という行動を明日からします」という
コミットメントを引き出すことですね。

また

「もしこの研修が印象に残ったなら、来年も櫻井で
　と人事の方に伝えてくださいね（笑）

　本当にやってくれます
　では約束ですよ」

とここまでやるわけです


こういったことを、あらかじめシナリオに組み込んでおくと
現場であたふたしないですむのでオススメですね


まあ、櫻井の場合はけっこうアドリブでやってしまうので
たまに自分のキャパをオーバーして大変なことになりますが。。。


あなたも、ぜひ
セミナー・研修はプレゼンテーションの場である
という意識を持って取り組んでみてくださいね


必ず、結果が変わってきますよ


とは言え、一人ではなかなか組み立てられない。。。
とお悩みの方へお知らせです。


人前で話す方を対象に、影響力や伝える力を劇的に向上させる
表現力アップのためのワークショップを行う予定です。


説明会を兼ねたプレセミナーを７月くらいに開催する予定ですので、
ご興味のある方はお気軽にメッセージをいただけると嬉しいです


ただし、参加資格が世界一厳しいですので
ご了承くださいね（笑）


いずれ動画でプロモーションしていきますので
どうぞお楽しみに～