スマホ写真集の開発に賭けます!




<求められるフェティッシュの世界とは? 3>




男女のSEXに関する性差機能性やプレイに関するエロ
チシズムはほぼ開拓され市場での商品価値をなくした。

つぎは男女の性差のない精神面での、ちょっとした心の
隙間を写真で表現することではないだろうか?

...
たとえば、トイレの時間。
放尿や脱糞は下世話なエロチシズムの世界で、すでに
出尽くしている。トイレは人の目から完全に遮断された
心の世界でもある。

このホッと息をついた心の世界の充実感、安らぎ、そして
妄想の世界を、どのように写真で表現できるだろうか?

更衣室やロッカールーム。
これらも過去にあったエロチシズムとは一線を画すような
プライベートで隔離された世界の妄想を如何に表現できる
のか?

書斎や勉強部屋での妄想も何とか絵にならないだろうか?

先日、若い女性を対象としたアンケート結果を見た。
どこでするキスが感じますか?
という問いに回答が寄せられていた。

夜景の綺麗な山のロッジや高層ビルのリビング。
夜の海の海岸・・・これらが高得点かと思いきや逆だった。

高層ビルの非常階段。
夜の静まり返ったオフィス。
終電の誰もいなくなったプラットホーム。

これらが高得点であった。
つまり日常から非日常への境目あたりの普段の生活感が
ありながらも、ちょっと未知な世界へ踏み込んだ危険な
香りの恥ずかしさをいっぱい背負い込んだドキドキ感が
堪らないのだ。感じるのだ。

キスをするという物理的な行為よりも、
どういうシテュエーションでキスをするのかという演出や
知的な妄想が心を刺激し興奮する。

これを、どのように写真で表現するのかという心の世界に
一歩も二歩も踏み込んだ演出力がカメラマンとモデルに
求められるようになってきた。

昔、御伽噺や伝説は森から生まれた。
その昔、森は畏敬な地であった。
一歩足を踏み込むと未知なる異次元の世界だったのだ。

その未知なる異次元への妄想からさまざまな物語が
生まれ、人々の日常の退屈を大いに刺激した。今日では
神秘世界、霊感世界、恐怖世界などが日常に横たわる
異次元の世界なのかも知れない。




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