導入後の診察
今日はポンプ導入後の初めての診察日で、主治医にベーサル(基礎)の設定を見直してもらいました。ポンプにしてまず思う事は、ペンより身体には優しい気がします。私の場合、ペンの時よりベーサルとボーラス共に1日のインスリン総消費量が減ります。私の通院先では、ポンプの導入の為の通院(診察とは別にポンプの交換や操作の確認等)を初回から間隔を空けずに2回〜3回ほどしなければなりません。ところが、ポンプを導入してすぐに台風の低気圧の為、体調不良でSickdayになってしまい、2回目の通院をスキップさせてもらい、今回は自力でポンプ交換をする事になりましたが、特にトラブルもなくホッとしています。ピラティスや筋トレなどの運動をしても、今のところ液漏れトラブルもないです。前回のパッチポンプで、機器のトラブルなど経験済みなので今回は導入自体にはあまり抵抗なく、血糖管理に専念する事が出来てありがたいです。気になっていたルートもなんとか工夫して思ったよりも煩わしさは少ないです。同時に、パッチポンプはルートがないのが魅力ですが、その分、ポンプ本体を身体に貼ったままなので、やはりポンプ自体の面積も小さいに越した事はないと思いました。メドトロのポンプの場合、ポンプは身体から離れている分、肌に貼るのは薬液注入する為のカニューレの部分だけで面積が小さいので、肌ストレスや液漏れのリスクが減り皮膚への負担は軽くていいなと思います。特に皮膚が弱い私には、その点は有難いです。 パッチポンプと比較して722の場合は、単4電池1本がポンプに内臓されている分、少し重くなり、多少の厚みもありますが、大きさはパッチポンプと然程、変らないような気もします。そういった意味でも、テルモのポンプ本体とリモコン共にもっと小さいと本当にパッチポンプとしては最高だったのになぁ〜と残念で仕方ありません。リモコンだって、『エアコンのリモコンか〜?』って思わず突っ込みたくなるくらいでしたから(笑)昨年、導入後にテルモの商品企画の方々とお話しした際、ポンプ本体は特許の関係で小さくするのは難しそうな感じでした。リモコンのハード面を小さくするのもコストがかかるのと、厚労省の認可を通す関係で時間もかかるし、改良されればされるほど医療費の負担として重くのしかかるのだそうです。(個人的には機器の余分な機能や付属品を省いてコストカットできる部分は沢山あると思いましたが、、)折角、Bluetooth でワイヤレスにしてるのだから、下手なリモコンなど作らず、シンプルにアプリを作ってスマホをディバイス代わりに出来たらいいのに〜。効率わる〜い日本は、欧州、欧米に比べて本当に遅れていて溜息が出ますねところで、待ち合い時間に、たまたま発症したばかりの頃に患者会で知り合った方にバッタリお会いし、少しおしゃべりをしました。その方は、発症36年目の女性で、ペンユーザーの方。発症当時は、ペンはなくシリンジでの注射だったそうなので、治療は凄まじく進化しています。でも、色々話していると、ペンもポンプも一長一短だなと思いました。ポンプにしたってそれなりに、ペンとは違う煩わしさがあるので、結局のところ、1型が治らない限り『永遠の煩わしさ』とはオサラバできないのね〜という結論に。。。ちょっと虚しくなりましたが、未来のことを考えるしかありませんね*治療環境*メドトロニック ミニメドパラダイム722 インスリンポンプ使用インスリン:リリー ヒューマログ(リスプロ)SMBG&CGM:Freestyle Libre, MiaoMiao, iPhone, AppleWatch,Tomatoアプリレスキュー:ノボラピッド(インスリンアスパルト) サノフィランタス(グラルギン)