2014年から急速に流行り出したオリジナルウェディング。
火付け役になったのは間違いなくクレイジーウェディングさんの影響だと思います。
今までにない、物凄いオシャレで楽しそうなウェディングを実現させ、さらにその様子を物凄いオシャレな映像を作れるクリエーターやハイレベルなフォトグラファーに依頼しています。
結婚式自体が個性的で素敵なものになり、それを撮影している人も一流の人たちです。
見た人は「私もこんな結婚式がしたい!」という気持ちになるのではないかと思います。
私もクレイジーウェディングさんが大好きです。
メルマガも登録しています。笑
このオリジナルウェディングというのが流行り出してから、ブライダル業界も宣伝の方法を変えるようになりました。
「オリジナルウェディングなら〇〇(式場名)!!」といった感じです。
しかし、実際は持ち込み規制や持ち込み料などで、新郎新婦が好きなものを選んで持ち込むことができません。
オリジナルウェディングって新郎新婦が好きなものを二人で探して「自分たちの個性を活かした結婚式」を行うことだと思うのですが、結婚式場のオリジナルウェディングは何を指しているのでしょう??
結局最近の流行りものを取り入れて、お洒落な感じで「オリジナルみたいな結婚式」をしているだけな気がします。
新郎新婦もそれを見抜いて、最近はフリーのウェディングプランナーさんに依頼するケースがすごい勢いで増えているそうです。
私も知り合いのフリープランナーさんが数人いますが、2・3年前とくらべてやはりかなり増えているみたいですね。
結婚式場専属のプランナーさんに比べて、フリープランナーさんは仕事がなければ食べていけません。
月給いくらとか、そういった「雇われ」ではないので、全体的なレベルは当然高いです。
これは、私達ビデオカメラマンやフォトグラファーにも言えることです。
式場専属業者より、インターネットなどで集客している個人事業主や業者の方が、企業努力をしているのは明白な事実です。
しかし、フリープランナーさんにも色々とレベル差があるみたいで、なりたての人は注意が必要のようです。
私の聞いた話ですが、ある新郎新婦が「野外の緑がたくさんある山で結婚式がしたい」という要望を受けて、実際に行ったそうです。
見た目はすごく素敵なウェディングになったそうですが、年配の方から相当のクレームがありました。
私はその理由を聞いてなるほど確かにクレームになるだろうと思いました。
屋内ではないため、控室も小屋みたいなところで、しかも夏なのに冷房が効いていないところだったみたいです。
さらに、トイレも距離が結構あるらしく、年配の方にはかなり不便だったそうです。
結婚式場でプランナーの経験を経てフリープランナーになる人はたくさんいらっしゃいます。
設備に関しては式場では完備されていたのでしょうが、フリープランナーになれば全て自分で手配して、自分の責任でやらなければなりません。
フリープランナーさんに限らず、独立して自分の力で生計を立てるって、やっぱりすごく大変なんだなぁって改めて思いました。
結婚式場に依頼するのもフリープランナーさんに依頼するのも新郎新婦の自由です。
良い結婚式場、良いプランナーさんを見抜くためにはこのウェディング業界のことを勉強して、自分たちで探すしかありません。
私が個人的にできるアドバイスは、建物よりも「人」で選ぶことが大切だと思います。
それと、価格の内訳が言えるかどうかです。
ちゃんとした企業なら、見積もりの内訳、商品価格の内訳は必ず胸を張って言えます。
少しでも参考になればいいのですが、これから結婚式を挙げるカップルも、是非意識してみてください。