流産の記事って、読みたくない人もいらっしゃると思います。
しばらく気持ちの整理ができるまで、流産の記事を書きます。
その時は、『★流産:◯◯◯◯★』というタイトルにするので、そこでひきかえしてください。





ケイリュウ流産と診断されてから手術を受けるまでは、『しょうがない、いつまでも泣いていたら次に戻ってきた赤ちゃんに失礼だ!』と考えて、納得したふりをして居ました。

でも昨日、術後の痛みが引いてくるに連れて、本当に先日まで居た赤ちゃんがいなくなってしまったことに気がついてとても辛くなりました。

だから、一日でも早く赤ちゃんに戻って来て欲しくて彼に『先生の許しがでたら、またすぐに赤ちゃんが欲しい!』とわたしの気持ちを伝えたら、『生活が安定するまでまだダメ。』と言われました。

それでは、いま来てくれた赤ちゃんは、迷惑だったの?と思ってしまい、今まで我慢してた辛さが溢れ出しました。

さみしい、
かなしい、
つらい、
いたい、
こわい、

突然涙が流れ出し、言葉でなんとあらわしていいのかわからない、悲しみ?不安?そんな感情に大きく包まれました。

でも、彼はわかってくれませんでした。

彼は私が一人で寂しくて赤ちゃんが欲しいと言っているのか?とか、

赤ちゃんが欲しいて言ったのをダメって言ったから泣いちゃったのか?とか、

それじゃ、うさぎを飼おうか⁉(私が以前から動物、特にうさぎを欲しがって居たので)とか、

彼なりに一生懸命考えてくれたんだと思います。

でも、自分の気持ちの整理が出来なくて、説明も出来なくて、でも違うということだけはわかって、

今朝になってもどうしようもできない気持ちでいっぱいで、彼に話しかけられても不機嫌な態度をとってしまう子供のような私がいました。

彼が仕事へでた後、一通りの家事を終わらせて術後に処方された薬を飲むと、ドッと眠気が来て昼過ぎまで寝てしまいました。

そして、少し落ち着いた頭で感変えてみたのです。

悲しみがあるのは私のお腹に赤ちゃんが居たからであり、私はその間に赤ちゃんから沢山のメッセージをもらって居た。

だから痛みが和らいで来た今、身体は回復して来たが、精神的には今までごまかして居ただけなのでその傷が痛み出したのだと。

仕事とか、生活とか、何事でもそうだと思うけれど、これは経験した人にしか分からない痛みだとおもう。

特に男性には、自分の身体に何も変化が起きないので理解することは不可能に近いのだろう。

言葉では理解しきれない部分は大きいと思う。

手術中の麻酔が途中で切れてしまった時、私はもうろうとした意識のなかで大声で叫んで居た。

『イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ、、、』

そして、『アカチャン、バイバイ。』って。

その瞬間、手術中にも関わらず涙も出て来ていた。

頭では私のお腹の中にもう赤ちゃんがいないということはわかっている。

でも、気持ちがついていかない。

今はもう、お腹に手を当てて『あかちゃん♪( ´▽`)』と呼びかけても、あかちゃんはいない。

本当に居なくなったの?

それは私の身体が一番よく知っている。

痛みがなくなるに連れて、それまであったつわりも無いことに気づかされるから。

気持ちの整理ができるようになるのはまだ、時間はかかると思う。

私にとっては特別なあかちゃんだったから。

妊娠初期の流産は、染色体や遺伝子レベルの問題で(例えばあかちゃんが病気だったとか)母体が原因なことはまず無い。

はじめての妊娠で流産してしまう確率は以外と高く、10人に1~2の妊婦さんが流産してしまう。

しかし、その後の妊娠に影響が出ることはまずない。



でも、産みたかった。

流れて欲しくなかった。

産みたかった。

育てたかった。

産みたかった。

今はまだ、それしか考えられない。

しばらく私には休養が必要なんだと思う。

気持ちの整理ができるまで、時間が必要なのは確かだ。

しょうがない。

しょうがないんだ。

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