脳卒中の後遺症の回復は半年でプラトーと常識のように語られてますが。

こいつのおかげで半年たったら回復しなくなっちゃうんだと誤解して心を痛めてる人間がどれだけいると思ってるんだボケがぁ!!!(おっと失礼♪)

と、思ってます。


プラトーは【回復終了のお知らせ】じゃななくてですね、「伸び悩み」という意味です。

私自身退院の際、「半年たったらもう回復しないから退院させられちゃうんだ」と思ってました。


てへ、大間違い★


実際に自分が発症から二年半経過して、改めて「脳卒中後の派手なイベント的回復現象は半年以内に発現することが多い。身体機能は二年過ぎても伸び盛り♪」と脳内で書き換えました。

イベント的回復現象・・・「クララが立った!!」とかです(笑)

「立った!」「歩いた!」これ、二大イベントですよね。

その後ってなんだろう??走った?スキップ??ハードル高すぎるなぁ(笑)

その後のイベントは急にすんごい高度になるんですよね。


退院してからもリハビリを続けてる人が多いのは、良くなりたいからってのもあるけど、それ以上に。実際”良くなってるから”だと思うんです。

じゃなきゃこんな面倒なこと、みんなさっさとやめてるんじゃないかな。

そして、半年プラトーが妙に大きくアナウンスされてるのは、医療保険を入院半年で打ち切ることを正当化するためだろうなと思ってます。

どうせ打ち切るなら「お金がないから一律で出せるのは半年まででーす。その後は各自でどうぞ~」って言われた方が精神衛生上いいし、こいつのおかげで「リハビリできない」を通り越して「リハビリしてはいけない」ような状況になってる部分もあるような・・・。


90歳で脳卒中になった方と20歳で脳卒中になった人の回復状況とを同じグラフで見ることもおかしなもんだと思いますし。



昔は脳卒中で倒れた人はもう寝たきりが常識だった時代があったように。

この先いろんな常識が良い方に覆されていくような気がします。