白金 覚林寺 | きまぐれ社寺案内

白金 覚林寺


もっちー気まぐれ旅案内(´∀`)ノ


東京白金にある覚林寺(かくりんじ)


最近、お寺がご無沙汰だったので、

前々から行ってみたかった、こちらのお寺に参拝してまいりました。

南北線&三田線「白金高輪駅」から徒歩5分にあります。


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国道1号線沿い。

写真の信号渡って、少し進むと右にお寺があります。


国道をこのまま奥に進むと明治学院になります。



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清正公堂


賽銭と屋根にある寺紋桔梗紋蛇の目紋なっております。

加藤家の家紋です。


こちらの寺院を開いた方が朝鮮王族の子だったようで、

文禄・慶長の役の際、武将・加藤清正(かとうきよまさ)に連れてこられたそうです。


その方が、清正に育てられた恩義として、清正の守護仏の釈迦牟尼仏を本尊としての

さらに清正を一緒に祀っているそうです。


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扁額。


「破魔軍」:有栖川宮熾仁(ありすがわのみやたるひと)が書いたものです。

達筆ですねぇ~。


彫刻が見事だったので、少し紹介します↓
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懸魚
(げぎょ)

◎破風の下にあるので、正式には拝懸魚(おがみげぎょ)といいます。

龍の彫刻が見事ですねぇ


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向拝(ごはい、こうばい)の龍の彫刻
◎本殿や拝殿で屋根の一部が前方に突き出し,拝礼の場所となっているところ。

これも見事ですねぇ~(^ー^)



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向拝両端の木鼻の


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木鼻(きばな)

◎木の端を美しく飾る彫刻のこと。

獅子のようなので、獅子鼻とよばれることもあります。


※↑紹介したものは、お寺・神社の古い木造建築によくありますので、

 皆さんも参拝した際は、本殿を見上げてみてください(*^ー^)ノ


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清正公堂の拝殿、幣殿、本殿という構造になっているので、権現造ですね。

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清正公堂の右側に寺務所があります。

御朱印はこちらの窓口で拝受できます。

御朱印をお願いして、周辺を撮影。


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境内の真ん中に浄行菩薩。


・・・・寒いこともあり、磨いてあげる勇気がありませんでした。。。

拝むだけで許してください・・・


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毘沙門天堂

山手七福神の一つ「毘沙門天」の本尊あります。


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御朱印は右のものだけをお願いしたのですが、間違って「毘沙門天」を書いてしまったようで、

結局、2種類いただいた。。もちお代は300円でOKでした。


後で知ったんですが、本堂の内部を拝見することができるみたいです。

惜しいことをしました・・・。


(平成21年2月1日参拝)

正式名:最中山 覚林寺
所在:港区白金台1-1-47

宗派:日蓮宗

本尊:釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)、加藤清正(=清正公)

山手七福神:毘沙門天