毎週水曜日はお休み。
一番ほっこりする休日です。
平日だからお店もすいていたり、平日ランチも楽しめるしニコニコ

ここのところ少し忙しく、久々に体調を崩しかけていたので、午前中はまったり録画した番組を見ていました。

ドラマ「紙の月」の最終回。
普通に真面目に生きてきた女性が、ふとしたきっかけで仕事上のお金を横領していくという話し。

少しずつ、少しずつ…最初は借りるだけというつもりが、気がつけば1億円もの大金に。

回想シーンや、事件を聞いた友人たちも登場するが、みんな表面は元気だが、お互い心にひびが入っていたり。
一人は節約にとらわれすぎ、夫の浮気や、子供の万引きで、家庭が崩壊しかけてしまう。
一人は買い物依存症で、過去に離婚されていた。

原田知世が演じる主人公は、恵まれた生活をしてはいたが、子宝に恵まれず、ご主人とも心のすれ違いが生じてしまう。

そんな時に始めた銀行での仕事。
真面目な人柄でお客さまからの信頼も得て、成績も挙げていく。

だが、お客さまの家で出会った一人の青年がきっかけで、歯車が狂ってしまった。

最初は青年の方から好意を抱かれ、親しくなるうちに青年の夢を応援するため援助をしだす。

いつしか愛に変わり、豪華な生活で青年の心をとどまらせようとするが、逆に青年の心は離れて行ってしまう。

全てのことが発覚するのも時間の問題となったとき、初めてご主人の愛情や大切さに気づく。

ドラマは事件の発覚を覚悟した彼女が、海外に逃れ、あてもなくさまようが、国境を越える地点で、自ら名前を名乗り、国際指名手配されていたので、おそらくそのまま捕まるであろうところまで描かれている。

そして被害に合ったお客さまは、口々に彼女をかばう。

真実を知ったご主人は、マスコミ攻勢を受けながらも、「彼女を待ち、一緒に償っていく」と語る。

もしかしてこのドラマは、彼女の狂ってしまった人生を描いたのではなく、そこからの再生を描きたかったのかな、と思う。

誰でも陥りそうな人生の穴や、普段見失っている一番大切なもの。
気がついた時は、もう遅いけど…まだやり直しは出来る。
そんなことを伝えたかったんでは、と感じる。

さて、次は何を見ようかな(^.^)