テレビのリモコンと、スマートフォン。 | モバイルマーケティング・ジャパンのコーポレートブログ

テレビのリモコンと、スマートフォン。

こんにちは。モバイルマーケティング・ジャパンの遠藤です。

電化製品のリモコンが永遠に無くなる日も近いのでは、という興味深い記事を読みました。

Lost the Remote? Another Reason to Use an App
New York Timesの記事

これは、リモコン替わりにスマートフォンアプリを利用するというお話ですが、シリコンバレーではGoogleとAppleを筆頭に、テレビ製造メーカーにリモコンアプリを作ることを推奨し始めているとのことです ひらめき電球

1950年代に始めて開発されたリモコンは、延長コード式で音量調整のみ可能なリモコン?だったそうで、当時は怠け者の器具と呼ばれていたそうですが、チャンネルを素早く変更する為にリモコンは発展していったのですね。

三菱では、タッチスクリーン付きのリモコンの製造計画は中止して、スマートフォンやタブレット向けのソフトウェア制作へシフトしたそうです。背景には、タッチスクリーン付きのリモコンを製造することで、テレビの価格が上がってしまうことにあったとのことです。



<画像提供元:New York Times>
先月ソニーが北米で発売を開始した"Google TV"プラットフォームを搭載させた、"Sony Internet TV"です。バーチャルボタンを利用したスマートフォンアプリであれば、このような量のボタンを搭載するリモコンは必要ないですね。



<画像提供元:Samsung>
サムソンのハイエンドシリーズのリモコンでは、液晶搭載でテレビと同じ映像を視聴できます。


2015年までに43億台のインターネットテレビが出荷されると推測されていますが、シリコンバレーでは近い将来、テレビ番組を見ているのか、インターネットのストリーミングを見ているのか、視聴者が見分けがつかなくなるのではないかと言われています ビックリマーク
(現時点でのインターネットテレビ出荷台数:2億台)


いくつかのメーカーでは、他社の技術を利用することに対し否定的な態度を示していると言われていますが、インターネットテレビが増えていく今後、各メーカーはどのような施策をリモコンに投じていくのでしょうか。今後の動向に注目してみたいです。



(担当:遠藤@モバイルマーケティング・ジャパン