投資家が「お金」よりも大切にしていること を読みました。
カンブリア宮殿での、ひふみ投信の話は面白かったので、
藤野さんの本も読んでみました。
カンブリア宮殿 ひふみ投信の記事はこちら
http://ameblo.jp/moai24golfer/entry-12248166315.html
ありふれた経済の話ではなく、
藤野さんの視点から、お金や経済について書かれています。
1章から、
「日本人は、現金・預金が大好きで、寄付はしない」
という言葉に、ドキッとしました。
自分でお金をため込んでいるということは、
他人にお金を出したくないということ。
それは“他人を信じていない”ということでもある。
では日本人は何を信じているのか?
「お金」を信じているのだと思います。
今では、少しずつ投資も始めましたが、それまではこの考えでした。
自分も含め、周りを見渡しても自分さえ良ければそれで良い。
という人は非常に多くなった気がします。
お金を貯めることは大好きだけど、
お金を使って何をするか?お金を通して何をするか? が
何の考えもありませんでした。
では、投資は何のためにするのか?
藤野さんに言わせると、
「今、この瞬間にエネルギーを投入して、
未来からのお返しをいただく。」
だそうです。
投資とは、短期の利殖のためではなく、
会社を長期に応援することで、その会社が成功したときは、
お金が社会にまわり、経済の活性化につなげ、人のためになり、
そして最後には自分のためになるのだ。と書いてありました。
なるほど、投資というのはそういう事なのかと、腑に落ちました。
この部分が一番、読み応えがありました。
お金とは何か。経済とは何か。投資とは何か。
そうした点を学びたい人に適した本だと思いました。
↓良い記事だと思いましたら、クリックをお願いします。
にほんブログ村
投資家が「お金」よりも大切にしていること [ 藤野英人 ]
885円
楽天 |