みつまめの「このレコード聴いてみた
」
「HEADING FOR TOMORROW」
GAMMA RAY
古今東西あまり関係なく、みつまめのお気に入りレコードを披露している 「このレコ!」、今回はこのバンドのアルバムです。
GAMMA RAY (1990)
Vo:ラルフ・シーパース
G:カイ・ハンセン
G:ダーク・シュレヒター
B:ウヴェ・ヴィッセル
Dr:マティアス・ブルヒャルト
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆*☆*:;;;:*☆*:;;;:゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
![ドイツ](https://emoji.ameba.jp/img/user/ma/maakun3091/153.gif)
ここのところ、「このレコ!」 では来週開催の LOUDPARK15 に来日するバンドをピックしています。
まだ記事にしたことがなかったドイツ・メロディック・パワーメタル界のビッグネーム GAMMA RAY も出演するということで、ちょうど良い機会(笑)。
1989年初頭、かの超名盤 「KEEPER OF THE SEVEN KEYS」 を出したのち、HELLOWEEN から カイ・ハンセン が脱退しました。
当初、マネジメントの問題やツアー疲れなどを理由に挙げ、しばらく休養をとると発表していたカイでしたが、脱退するや速攻で新バンドを結成したことで、HELLOWEEN 脱退の本当の理由について、あれこれ穿鑿を受けることになります。
ともあれ、1990年2月、GAMMA RAY としてのデビュー作 「HEADING FOR TOMORROW」 発売。
シンガーにはエスリンゲン出身で、当時25歳の ラルフ・シーパース が加入しました。
ラルフは本来、ロブ・ハルフォード に影響を受けた正統派のへヴィーメタル・シンガーですが、GAMMA RAY のアルバムでは曲調のせいなのか、カイに求められたのかは不明ながら、マイケル・キスク風のクリアーなハイトーンで歌っています。
現在でもライブ頭のSEに使われてるオープニングの 『WELCOME』 に続き、『LUST FOR LIFE』、『HEAVEN CAN WAIT』 『SPACE EATER』 と、メロディック・パワーメタルのパイオニアであるカイの本領発揮な強力ナンバーが並びます。
後半は大スケールバラード 『THE SILENCE』 や長尺 『HEADING FOR TOMMOROW』、『LOOK AT YOURSELF』 と、じっくり聴かせる大仰な構成。
『MONEY』 や 『HOLD YOUR GROUND』、『FREETIME』 では QUEEN や JUDAS PRIEST、IRON MAIDEN のオマージュ・・・というか、そのまんますぎる感じですが、そういう曲が入るのは今でも変わりません。カイの手クセというしかない(笑)。
HELLOWEEN の 「KEEPER」 のうち、どの部分がカイだったのか がよくわかるし、カイのメロディーメイカーとしての尽きぬ才能が存分に顕れた好アルバムです。
なお、ラルフは GAMMA RAY で3枚アルバムを作ったのち脱退し、カイが自らボーカルを兼任して現在に至ります。
ラルフがこっそり JUDAS PRIEST のオーディションを受けたこととか、カイがラルフのボーカルに満足してなかったから、とか理由が挙げられましたが、単にカイがそろそろ自分で歌いたくなっただけだと思われます。
ラルフが他のオーディションを受けたのも、そういうカイの雰囲気を察したからでしょう。
現にラルフが GAMMA RAY を辞めたあと結成した PRIMAL FEAR のデビュー作では、カイが客演してますから・・・きっとカイも、ちょっと後ろめたかったんだと思う(笑)。
PRIMAL FEAR でのラルフは、正統派メタルボイスで超絶ボーカルを聴かせており、そのど迫力たるや、メタル界でもトップクラス。これが満足できない、なんてありえない話です。ましてや後任がカイ自身のボーカルでは(笑)。
それでは最後に、「HEADING FOR TOMMOROW」 から、『LUST FOR LIFE』 をご紹介
。
![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
「HEADING FOR TOMORROW」
GAMMA RAY
古今東西あまり関係なく、みつまめのお気に入りレコードを披露している 「このレコ!」、今回はこのバンドのアルバムです。
GAMMA RAY (1990)
Vo:ラルフ・シーパース
G:カイ・ハンセン
G:ダーク・シュレヒター
B:ウヴェ・ヴィッセル
Dr:マティアス・ブルヒャルト
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆*☆*:;;;:*☆*:;;;:゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
![ドイツ](https://emoji.ameba.jp/img/user/ma/maakun3091/153.gif)
ここのところ、「このレコ!」 では来週開催の LOUDPARK15 に来日するバンドをピックしています。
まだ記事にしたことがなかったドイツ・メロディック・パワーメタル界のビッグネーム GAMMA RAY も出演するということで、ちょうど良い機会(笑)。
1989年初頭、かの超名盤 「KEEPER OF THE SEVEN KEYS」 を出したのち、HELLOWEEN から カイ・ハンセン が脱退しました。
当初、マネジメントの問題やツアー疲れなどを理由に挙げ、しばらく休養をとると発表していたカイでしたが、脱退するや速攻で新バンドを結成したことで、HELLOWEEN 脱退の本当の理由について、あれこれ穿鑿を受けることになります。
ともあれ、1990年2月、GAMMA RAY としてのデビュー作 「HEADING FOR TOMORROW」 発売。
シンガーにはエスリンゲン出身で、当時25歳の ラルフ・シーパース が加入しました。
ラルフは本来、ロブ・ハルフォード に影響を受けた正統派のへヴィーメタル・シンガーですが、GAMMA RAY のアルバムでは曲調のせいなのか、カイに求められたのかは不明ながら、マイケル・キスク風のクリアーなハイトーンで歌っています。
現在でもライブ頭のSEに使われてるオープニングの 『WELCOME』 に続き、『LUST FOR LIFE』、『HEAVEN CAN WAIT』 『SPACE EATER』 と、メロディック・パワーメタルのパイオニアであるカイの本領発揮な強力ナンバーが並びます。
後半は大スケールバラード 『THE SILENCE』 や長尺 『HEADING FOR TOMMOROW』、『LOOK AT YOURSELF』 と、じっくり聴かせる大仰な構成。
『MONEY』 や 『HOLD YOUR GROUND』、『FREETIME』 では QUEEN や JUDAS PRIEST、IRON MAIDEN のオマージュ・・・というか、そのまんますぎる感じですが、そういう曲が入るのは今でも変わりません。カイの手クセというしかない(笑)。
HELLOWEEN の 「KEEPER」 のうち、どの部分がカイだったのか がよくわかるし、カイのメロディーメイカーとしての尽きぬ才能が存分に顕れた好アルバムです。
なお、ラルフは GAMMA RAY で3枚アルバムを作ったのち脱退し、カイが自らボーカルを兼任して現在に至ります。
ラルフがこっそり JUDAS PRIEST のオーディションを受けたこととか、カイがラルフのボーカルに満足してなかったから、とか理由が挙げられましたが、単にカイがそろそろ自分で歌いたくなっただけだと思われます。
ラルフが他のオーディションを受けたのも、そういうカイの雰囲気を察したからでしょう。
現にラルフが GAMMA RAY を辞めたあと結成した PRIMAL FEAR のデビュー作では、カイが客演してますから・・・きっとカイも、ちょっと後ろめたかったんだと思う(笑)。
PRIMAL FEAR でのラルフは、正統派メタルボイスで超絶ボーカルを聴かせており、そのど迫力たるや、メタル界でもトップクラス。これが満足できない、なんてありえない話です。ましてや後任がカイ自身のボーカルでは(笑)。
それでは最後に、「HEADING FOR TOMMOROW」 から、『LUST FOR LIFE』 をご紹介
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)