当ブログ、年末の風物詩（にしたい）、過去の 「NHK紅白歌合戦」 を振り返って興を催そうというこの企画、今年も帰ってきました！
昨日記事に続き、1998年の 「第49回NHK紅白歌合戦」 後編です。
それではさっそく参りましょうε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ。
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初出場の L’Arc～en～Ciel （ラルク・アン・シエル）。
この1998年、なんと7枚のシングルを発売し、すべて大ヒット。
そのなかから 『HONEY』 を披露しました。
出番直前、司会の中居クンに意気込みを聞かれたボーカルのhydeさん、
「白組に勝利を捧げます」 と殊勝なジョーク（?）。
当時の歌番組ではわかりませんでしたが、このバンドの演奏力は一品。
ちなみにチャン・グンソクさんはhydeさんの大ファンだとか。
1998年は “ヴィジュアル系ロックバンド” の大旋風。
こちらも初出場、LUNA SEA は、『I for You』 を歌いました。
前年、ソロ活動の河村隆一さんは出場経験済み。
ドラマーの真矢さんは、クールなバンドメンバーにあって異色な存在で、
歌番組でのトークコーナーでは、常に真矢さんが中心でした。
ダウンタウンには、「オマエはLUNA SEAちゃうやろ」 と言われてました。
河村さん（バンドではRYUICHI）は、典型的な “ナルシスト”キャラ（笑）。
美川憲一さん 『別れの旅路』。
小林さんとの衣装対決はエスカレートし、この回はついに電飾を導入。
美川さんは貴金属系での派手さが売りでしたが、もはやまるカブリ（笑）。
2009年を最後に出場は途切れましたが、今年はさらに大変そう・・・。
’96年以来、2回目の出場 globe は、1998年TBSレコード大賞受賞曲、
『wanna Be A Dreammaker』 を熱演。
小室哲哉さん、KEIKOさん、マーク・パンサー のトリオでヒットを量産。
この曲の印税は、今、どなたの元に行くのでしょうか??
“ヴィジュアル系バンド”勢の真打ち、GLAY は2回目の出場で 『誘惑』。
TERU（Vo）、TAKURO（G）、HISASHI（G）、JIRO（B） の4人組。
ドラムがいませんが、それはもともとTERUさんがドラマーだったから。
現在でも、実に真摯な姿勢で活動しており、好感度大なバンドです。
当時、トークで、セミプロ時代の昼間の仕事を語るTAKUROさんの、
「みんな真面目に働きすぎて出世してしまい、辞めにくかった」 という
話が印象深いです。いかにも、なエピソード（笑）。
川中美幸さん 『二輪草』。
’80年代に 『ふたり酒』 『遣らずの雨』 などヒットを出していましたが、
この年、演歌でヒットを飛ばし、6年ぶりのカムバック。
実にMCの巧みな方で、芸人が勉強しにステージを観覧するほどだとか。
沖縄出身、Kiroro は、『未来へ』。
ボーカル・玉城千春さん、ピアノ・金城綾乃さんのコンビ。
金城さんの “天然トーク” がずいぶん笑いのタネにされていました。
『長い間』、『BEST FRIEND』 などヒット多数、活動再開の需要が高いと
思われますが、この10年、常にどちらかが産休するため活動停止状態。
この年、「こらっテツヤ」 で知られる武田鉄矢さんのお母さん、イクさんが
10月に逝去されたので、海援隊として 『母に捧げるバラード』 で追悼。
涙、涙の熱唱でした。今見直しても じーん ときます。
毎度恒例、小林幸子さんの舞台装置的ド派手衣装タイム。
この年は、劇場版ポケモンの主題歌に 『風といっしょに』 が起用され、
歌でもヒットを飛ばしました。
降って湧いた今年の事務所内紛騒動・・・、
どうも大手芸能カルテルによる、「独立プロ潰し」 の匂いがします。
ぜひとも負けずにがんばっていただきたい。
長野オリンピックのスター、スキージャンプ団体金メダル原田雅彦さん。
ワールドカップのため、ドイツのガルミッシュから中継で出演。
自分で大失敗ジャンプし、そのあと大ジャンプで挽回するという、
“究極のマッチポンプ”（笑） でのオリンピック金メダル。
印象深い名セリフは・・・「ふなきぃ～～・・・」。
船木和喜選手の安定度あってこその、団体金メダルでしたよ（笑）。
SMAP は8回目で、ミリオンヒットの 『夜空ノムコウ』。
作詞 川村結花 作曲 スガ シカオ
今は2012年・・・まさに、「あの頃の未来」 ではないですか～。
中居さんのソロパートは、いつみてもヒヤヒヤします（笑）。
大御所 北島三郎さんは、この紅白が35回目の出演。
島倉千代子さんを抜き、歴代最多回数となり、現在も更新中。
しかしその記念すべきステージの 『根っこ』 で、
歌詞をど忘れする失態・・・。
かなり落ち込んだらしく、残りの放送中しきりに、
「40年やってきたのに恥ずかしい・・・」 と反省モード（笑）。
まる一年間の産休を経て、この日が復帰の 安室奈美恵さん。
前年と同じく 『CAN YOU CELEBRATE？』 を熱唱。
最後は感涙、かつての同僚 MAX が出迎えました。
と、いうことは・・・このときのお子さんは今、中学生ですね。
この年の大トリ 和田アキ子さん 『今 あなたにうたいたい』。
作詞・作曲 加藤登紀子。
サビ部分で、マイクを外し地声でド迫力歌唱でした。
審査はゲスト審査員と、客席のうちわ というシンプルな形式でした。
うちわを数えるのは、麻布大学野鳥研究部。
結果は紅組の勝利で、クボジュン感涙。
中居さんともども、見事な仕切りぶりでした。
・・・この年逝去の映画界の巨匠・木下恵介監督の名が思いだせず、
放送事故寸前の空白を生んだ以外は（爆）。
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いかがでしたでしょうか～。
また次の機会、別の年の紅白を取り上げてみたいと思います。
それではごきげんよう(･∀･)/。
