脱サラ物語その2(新米公務員) | 夢を叶える起業塾

脱サラ物語その2(新米公務員)

それでは、脱サラ物語その2をお届けします。






晴れて役場職員となった僕は、18歳の新米公務員。




ここで言っておかなければならないのだが、実は高校生の時も、中学生の時も、もちろん小学生、幼稚園にも遡ってみても、新聞配達以外のアルバイトをしたことがなかったのだ。






新聞配達のアルバイトと言っても、朝早いから、人と会うこともなく、いわゆる接客業ということではない。




朝の暗い道のりを孤独と戦いながら、新聞を配り続けるのだ。




その数、28軒。






ん?






28軒?




少ない?






いやいや、朝の暗い田舎の道を28軒配るのは大変なんだよ~(笑)






ちょっと話がそれましたので、本筋にもどします。






ようは、接客という仕事をまったくしたことがない。




いわゆる、上司部下という関係、店長と店員みたいな関係の仕事を生まれてこの方一切したことがないのに、公務員として役場の職員として働くことになったのです。






何も考えて無かったとはいえ、今思えば小学生の子供にいきなりウォッカを飲ませるようなものだ。






それなのに、配属されたのはなんと役場職員の花形




「窓口業務!!」




「いらっしゃいませ~」なんて役場では言わないが、元気はつらつ「こんにちわ~どんな御用ですか?」




なんて言っちゃったりしてた(^-^)




さて、困ったのがここからだ。






僕の就職理由は覚えていてくれているだろうか?






そう、






勉強が嫌いだったから、最後の勉強だと思って、公務員試験に臨んだのだ。






しか~~~~~~し!




就職してからのほうが、勉強が盛りだくさん!!




法律の勉強に事務処理の勉強、会計制度の勉強、接客の基本、電話応対…。




勉強ありまくりやん!






当時やっていた業務は、老人保健とか福祉医療といわれる、医療費補助の担当だった。




おじいちゃん、おばあちゃんがたくさん来るのだ。




さらに、そのおばあちゃん達が僕が次男坊だからと、お見合いの話が18歳の僕に何度も届くのだった。




「もう新しい家も建てたし、おじいさんはおらんし、婿にいったら気楽できるし行かんか?」




まだ顔も見たこと無いのに、いきなり行けますかいな!






と、世間勉強までさせてもらった…。






これでも、毎日の業務に追われて、5時に帰るなんて慣れるまではできなかった。




最初は辞めたくて辞めたくてたまらなかったが、住民さんが一人、二人と僕がこなす仕事で笑顔になってくれると、この仕事、結構面白いやん(^-^)




って思えてきた。




そんなこんなで、何とか3年が経過しようとしたとき、




またまた、大変なことが起こるのだった!!






この続きは、「脱サラ物語その3」に続きます(^-^)




お楽しみに~




脱サラ物語その3(えっ転職)はこちらから







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