


第一部は自作。自作のCDは、精神的に凄く疲れた時に聴くけれど、少し甘いかな〰〰!という印象。でも、第二部の「亡き王女のためのパヴァーヌ」が聴きたくて、チケットをゲット。席は、お顔はバッチリだけれど残念ながら指は全く見えない。けれど、音は最高!!!♪♪




早朝の朝露のような、けがれなき音。世の中の汚れを洗い流してくれる。彼の今の年令でしか出来ないピュアーな演奏。一曲一曲、曲についての解説をしてくれるので、こちらもイメージを膨らませることが出来る。最高の癒しの時間。「ジェニーへのオマージュ」で胸が熱くなる。自作のメドレーは、彼の精神そのもの。テクニックも解釈も関係なく、演奏者も観客も心を解き放ち、ただただ音に身を委ねる。CDや、アンコールで一曲聴くのとは別の印象だわー。聴いて良かったー






お目当てのラヴェル、「亡き王女のためのバヴァーヌ」に酔いしれる。様々な音色が重なりあい、薄いシホォンの布が層をなして、ゆるやかなドレープを描いていくよう。しびれました。第二部は今乗りに乗っているプロのテクニックと若いエネルギーをこれでもかと披露。最後のショパン、バラード第一番、「英雄ポロネーズ」は圧巻!❕❕❕❗❕こころが沸き立つ。会場から、ブラボーの声と割れんばかりの👏拍手。👏👏👏👏👏❕やっぱり彼は神に選ばれた人だわー。彼の良いところは、どんなに情感たっぷりに弾いても、お顔がほとんどポーカーフェイスなところ。ピアニストの中には、演奏の情感の足りない分を顔の表情で補おうとする人がいるけど、そんな時は、顔に気を使うより演奏どうにかして!














