辻井伸行コンサート♪ | お気楽マーニャのブログ

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軽井沢大賀ホール。





第一部は自作。自作のCDは、精神的に凄く疲れた時に聴くけれど、少し甘いかな〰〰!という印象。でも、第二部の「亡き王女のためのパヴァーヌ」が聴きたくて、チケットをゲット。席は、お顔はバッチリだけれど残念ながら指は全く見えない。けれど、音は最高!!!♪♪グッド!グッド!グッド!光り輝く音のシャワーを全身に浴びる。最初の曲、「美の巨人たち、オープニング・テーマ」が流れ出すと、涙が出そうになった。


早朝の朝露のような、けがれなき音。世の中の汚れを洗い流してくれる。彼の今の年令でしか出来ないピュアーな演奏。一曲一曲、曲についての解説をしてくれるので、こちらもイメージを膨らませることが出来る。最高の癒しの時間。「ジェニーへのオマージュ」で胸が熱くなる。自作のメドレーは、彼の精神そのもの。テクニックも解釈も関係なく、演奏者も観客も心を解き放ち、ただただ音に身を委ねる。CDや、アンコールで一曲聴くのとは別の印象だわー。聴いて良かったーチョキチョキラブラブ!ラブラブ!ラブラブ!。♪♪♪♪♪第二部。

お目当てのラヴェル、「亡き王女のためのバヴァーヌ」に酔いしれる。様々な音色が重なりあい、薄いシホォンの布が層をなして、ゆるやかなドレープを描いていくよう。しびれました。第二部は今乗りに乗っているプロのテクニックと若いエネルギーをこれでもかと披露。最後のショパン、バラード第一番、「英雄ポロネーズ」は圧巻!❕❕❕❗❕こころが沸き立つ。会場から、ブラボーの声と割れんばかりの👏拍手。👏👏👏👏👏❕やっぱり彼は神に選ばれた人だわー。彼の良いところは、どんなに情感たっぷりに弾いても、お顔がほとんどポーカーフェイスなところ。ピアニストの中には、演奏の情感の足りない分を顔の表情で補おうとする人がいるけど、そんな時は、顔に気を使うより演奏どうにかして!プンプン!と言いに行きたくなる。そして、アンコールは、なんと「真田丸のエンディングテーマ」よっ!待ってました!

クラッカークラッカークラッカーもの哀しげで、しみじみと本当に美しい曲だわー。心に沁みいる。辻井さんの繊細な一音、一音が、私たちを無情な戦国時代に誘ってくれる。そしてラストは超絶技巧の「ラ・カンパネラ」高速!シャープで澄んだ鐘の音🔔🔔🔔🔔🔔。ピアノを弾くことを心底愛していらっしゃるのねー。鳴り止まぬ拍手👏👏でコンサート終了。今日も感動、感動、感動の瞬間。笑い泣き笑い泣き笑い泣き彼の生の演奏を聴くことが出来て、本当に😌🌸💓幸せ。辻井伸行さん、素晴らしい演奏ありがとうございました。