*今日のブログ数週間前に書きました。UPして良いのか少し迷ったものの、伝えたい想いがあったので、そのままUPすることにしました。気分を害される方がいらっしゃったら、ごめんなさい…。


ある夜、久しぶりにネットサーフィンならぬ、ブログサーフィンをしていた時に、20代~30代の若年性乳がんの方々のブログにたどり着きました。

うるはも乳がんが発覚したのが31歳の時。そして、もうすぐ術後満2年になります。

この2年、悩んだことも沢山ありました。
将来が不安で不安でたまらなかったこともありました。


両家のへの挨拶が終わってからもクマさんとは電話でなるべく話すようにしていて。
クマさんのお気に入りの電話タイムはうるはが就寝する前にベッドの中で話している時らしく…(苦笑)
いつもピリ辛なうるはが、就寝前は若干優しいし、声が甘いらしいです(汗)
(時差があるので、クマさんは朝起き掛けの時間になります)

この日も、うるはの寝る前に電話の約束をしていたのですが、約束までブログを読んでいたため、少し気持ちが沈んでいて…そして、クマさんに質問してみました…。

う:あのさぁ、今更こんな質問しても…って感じだし、暗い話題になってゴメン、なんだけどさ…聞いても良い?
ク:うん、何?
う:あのさぁ…あたしたちの出会いって、相談所経由のお見合い(なので、クマさんはうるはの乳がんについて知った上でお見合いを承諾してくれた)だったじゃない?あれがもし、婚活パーティで、カップリングとかしてしばらくして「私実は乳がんで…」って話してたら、どうなってたと思う?
ク:そうだね…婚活パーティでカップルになったとして、そういう風に告白されたら…正直な話、多少引いちゃったかもしれないけど、それでもうるはさんを食事に誘ったと思うよ。だって、会ってみないとわかんないじゃん、どんな人かって。
う:そうなんだ…。
ク:うん、そうだよ~。

でも、冷静に考えると、日本に住んでないクマさんと婚活パーティで出会うというのは現実味がないので、この話題はおいて、次の質問をしてみました…。

う:じゃぁさぁ…もし私が全摘してて、ホルモン治療してるとしたら、お見合いの申し込み、承諾してたと思う?断ってた?ホルモン治療すると、期間にもよるけど、子供を授かるのが難しい可能性もあるし…。
ク:それはねぇ…実は僕、うるはさんがどういう乳がんの症状なのか、って、あの12月に初めて会った時にうるはさんから聞くまで知らなかったのね。
う:えっ!?知らなかったの!?
ク:うん、そう…。だから、正直、最悪の話、両胸がない可能性もあるだろうな、って想像もしてたし、ホルモン治療に関しては、僕も色々調べた結果、妊娠は難しいだろうな、むしろ妊娠しない方が良いんだろうな、って思ってたんだよね…。だってあれでしょ?妊娠すると女性ホルモンが多くなっちゃうから、ガン細胞にとって優位になっちゃうんだよね?だったら、うるはさんの身体に負担をかけたくないし、2人の子供じゃなくても、養子でも良いんじゃないかな、って…。だって、血が繋がってなくったって、愛情を注いで育てたら、それはもう実の子と同じじゃん?だから、そういうような覚悟もしてたんだよね…
う:えっ、でも、相談所からは何て…?
ク:●●さんからは、お相手の方は乳がんを患われてて、今は経過観察か何かって言われただけで、詳しい話はうるはさんから聞くまで本当に分からなかったよ。
う:それでも、前に進もうって思えたんだ…?
ク:そうだね…うるはさんとスカイプでお見合いした時に感じた物があったし…。それに、それこそ親父に言われたことじゃないけど、病気の1つや2つで引いちゃうぐらいの想いなら、最初から行くなよ、相手に失礼だ、って思うし…。それに、もう、今じゃうるはさんなしの生活なんて考えられないし、うるはさんじゃなきゃ嫌だ、って思ってるし…。

このクマさんの告白には本当にビックリしました…。
うるはの症状がよく分からなくても、病気を含めて受け入れようとしてくれてたなんて…。

正直な話、クマさんがうるはからの申し込みを承諾・交際・そして結婚に至った理由の一つに、うるはの乳がんが早期発見で、妊娠も可能な状態だったから進もうと思ったんじゃないかな?って思ってたんです…。
乳がんの病気を軽い/重いと表現するのはおかしいとは思うものの、そういった表現をするならば、病気の軽い/重いに関わらず、今の私を全てひっくるめて受け入れよう、という覚悟があって結婚に至った、という事が知れて、私は本当に幸せ者だな、と改めて感じました。
私のどこがそんなに良かったのか、皆目見当もつきませんが(苦笑)

普段、ないがしろにしているクマさんのことでしたが、色んな今までの出会いからの記事を読み返しても、「なんでこんな人いるんだろう?」って思っちゃう部分もあって、もうただただ出会えた事と、クマさんがクマさんでいてくれることに感謝したい、という感情しかなくて…。

う:なんか…ありがとう…それ以外の言葉が見つからない…。
ク:僕の方こそありがとう、だよ!本当にうるはさんのご両親には感謝だね…うるはさんを産んでくれて、育ててくれて…『ありがとう』って伝えたくて~♪(byいきものがかり)ですよ^^
う:じゃぁ、その感謝の気持ちを是非結納の時に伝えてよ(笑)
ク:良いよ~!…でも、急にそんなこと言ったらビックリするよね!?どうしよう…。

と、こんな感じのノリでまた違う話題に話は変わっていきました。
本当はもっと色んな話もしていますが、概要だとこんな感じです。

病気をしていようがしていまいが、来るべき時に待ち人は来ます。
それまで、苦しいことも悲しいこともあります。
でも、会うべき人に会った時に笑顔でその人に接する事ができるように、まずは自分を大切にして、一歩ずつ前に進んで行きましょう!
私も、一歩ずつ前進していきます(*^^*)


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来年の出番待ちです(笑)