ブログにいただいたコメントで、「これも書いておこう」という内容が見つかったので、手術をする・しないの決定にいたった経緯を書き残しておこうと思います。


一般的に色々な乳がんの書籍を読むと、手術をしてがん細胞を取り除くことが前提として書かれており、全摘か温存か、という選択を迫られる、と書かれていることが多いかと思います。


一方で、早期発見だった場合、簡単にメスを入れるな、放射線や内視鏡などの種々もある、と書いてある書物もあります。


また、抗がん剤を使用し、がん細胞(らしきもの)が小さくなったかどうかで手術の種類を選ぶ、など、その患者さんや状況、また、医師の考え方により、様々な選択肢があることと思います。


ただ、私の場合、ちょっと変わった例?という程変わってはないでしょうが、もともと、がんと診断されての手術ではなかったんです。前の記事を読んでいただくとわかりますが、乳房からの出血があり、その出欠の原因となっている要因(腫瘍)を取り出すために、手術をするに至りました。


ですので私の場合、選択肢としては


①手術(結果的に温存手術という名前になります)をする

②奇跡的に出血が止まるのを待つ


の2つしかありませんでした。もしかするとセカンドオピニオンなど利用すれば何から他の意見にたどりつくことができたのかもわかりませんが、出血の量も『たまに』だとか『少し』というものではなかったため、QOLというわけではないですが、手術をしましょう、という結論に達しました。


クリニックを先に受診した際にも医師からは手術で腫瘍を取り除くことを提示されたため、やはりこの選択肢しかなかったのかな、とも思います。


本当のところ、手術は出来れば避けたかった選択肢でしたが、けっこうな量の出血・・・それはそれで精神的に辛いものがありました。また、日常生活に支障をきたしており、現実的に手術を選択せざるをえない状況でした。


術後の今、結果として手術をしたからこそ早期の発見が出来た事を自分の身体に感謝しつつ(出血がなければ、恐らくずっと先になるまで私はそのがんに気づかなかったと思います)、それでもどこか、やるせないな~と落ち込むこともある、そんな術後2ヶ月ですあせる


ですので、現在健康!と思っている方にも、異変が何かあればすぐに乳腺科を受診していただきたい、そう思ってやみません!!


ちなみに、一般的に参考とするマンモグラフィーなどを見ても、私の宗には石灰化だとかは特に見られませんでした。


なので、いくら定期的に健診を受けていても見落としや隠れは100%は避けられない、という悲しい現実もあります(恐らく、多くの乳がんの方がそれを実感しておられるのではないでしょうか?)


近い将来、がん細胞を明確に映し出せるような健診の器具が開発されることを期待しますしょぼん