フランスには美味しいものがたくさんあるとは言え、
日本で生まれ育った日本人が毎日、食べても
飽きないものは、やはり「和食」です。
慣れ親しんだ日本の味は海外で暮らす日本人にとって
心の拠り所と言っても過言ではありません。
幸い、パリには何軒か日本の食品を扱うお店がありますので、
銘柄にこだわらなければ、一通りの調味料や食材は入手できます。
パリで日本食材を扱うお店は主に観光客にもお馴染みの
オペラ地区と日本人が多く居住する15区に集中しています。
私もオペラ地区に買い物や食事に出かけた際には必ずと言ってよいほど
立ち寄るのですが、10キロのお米を持ち帰るのは無理です。
我が家の定番 欧州(イタリア)産こしひかりの『ゆめにしき』。
日本食材を扱うほとんどのお店では有り難いことに配達サービスがあり、
パリ市内であれば50ユーロ以上(一部のお店は80ユーロ以上)
購入すれば、無料で配達してくれます。
特にお米は重いので、この配達サービスを利用しない手はありません。
ところが、ここでひとつ留意点が
多くのお店が配達サービスを利用するには事前に店舗に出向き、
支払いを済ませる必要があります。(地方発送は除く)
2区の KIOKO(京子)はネットオーダーで、45ユーロ以上購入すれば、
無料配達してくれますが、他店に比べて、商品の価格設定が高めです。
それよりも私にとって、問題なのは、そもそも KIOKO は
我が家の定番米『ゆめにしき』を取り扱っていないのです。
ゆめにしきを電話やネットで注文できて、配達時に
支払うことができたら便利なのにと常々、思っていたところ、
見つけましたよ。そういうお店を ヤッター!
お店の名前は『La pomponnette(ラ・ポンポネット)』。
お店のプロフィール写真より
お店に伺ったことはありませんが、パーティー料理やお弁当、
ケーキやスイーツなどの注文も受け賜っているようです。
間口はそれほど大きくないように見えますが、日本食レストランと
カフェも併設されているようですね。
パリ在住で知らない方も多いのではないでしょうか。
それもそのはず、お店はパリではなく、ヴェルサイユにあるのです。
私はメールで注文し、配達時に現金で支払いました。
韓国系スーパーでお米を配達してもらう時は特に袋に入れられることもなく、
そのままの状態で配達され、床に置かれますが、こちらのお店は
10キロのお米もちゃんとビニール袋に入れられていました。
日本人のご夫婦が経営されているそうで、何気ないことですが、
日本人の細やかな気遣いが感じられます。
配達してもらうには規定額以上、購入しなければなりませんが、
注文と支払いのために店舗に出向く必要がないのは便利です。
特にお子さんが小さくて、なかなか外出できないという方には
利用価値があるのではないでしょうか。
ただし、配達可能地域がパリの場合は15区と16区に限定されます。
気になる方はお店に問い合わせてみてくださいね。
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◆ La pomponnette
住所 | 2 rue de Bazin 78000 Versailles |
TEL | 09 81 68 54 81 |
営業時間 | 火・木・金・土 12:00-18:00 |
定休日 Website |
月・水・日・祝日 http://bistroj.web.fc2.com/jp/index.htm |