こんにちは。penです。
フランス語のことわざをご紹介するシリーズです。
きょうのことわざは
Rien ne sèche plus vite que les larmes.
♥ photo:The Eye of Eliza by César Augusto Serna Sz
フランス語のことわざをご紹介するシリーズです。
きょうのことわざは
Rien ne sèche plus vite que les larmes.
単語の説明
rien (neとともに)何も・・・ない
sèche < sécher 乾く
活用は
je sèche
tu sèches
il sèche
nous séchons
vous séchez
ils sèchent
複数の1人称と2人称以外は語尾が無音のEになるので、その前の音節のEの上にアクサングラーブがついた音になります。(文法編第13回参照)
séchant
séché
plus --- que 比較の形で ~よりもっと
vite 速く
larmes (主に複数形で)涙
訳は
涙よりも速く乾くものはない。
↓
涙は一番速く乾く。
↓
悲しいことがあっても人はすぐに忘れるものだ。立ち直れるものだ、という意味です。
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」とか「泣いたカラスがもう笑った」ということわざと似ているでしょうか。
que以下をqu'une larme de femme(女性の涙)として「女心と秋の空」
また、 que les larmes d'un coeur amoureux (恋する心)として、恋愛中の心変わりについて言うバリエーションもあります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次の「フランス語のことわざ」の回でまたお会いしましょう。
pen