数字 : 歌・Le premier bonheur du jour | penのフランス語日記

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「虎と小鳥のフランス日記」でフランス語を学習中のpenの日記。独学です。トリュフォーの映画を字幕なしで楽しむのが目標。フランス語とフランス全般の情報を楽しくご紹介。初心者むけの文法、語彙、ディクテなどの学習法、フランス映画、フレンチポップスの話題もあり。

こんにちは。penです。

penのフランス語日記 フランソワーズ・アルディ

数字シリーズ第56回

お休みですので、タイトルに序数の入っている歌をご紹介します。

私の好きなフランソワーズ・アルディの歌う、きれいでシンプルな1963年の曲です。

ではまず聞いてください。


Le premier bonheur du jour
Auteur : Gerald Frank
Compositeur : Renard Jean
Françoise Hardy 1分50秒



ざっと訳します。

この歌詞は先に名詞が出てきて、関係代名詞や、前置詞句で説明をしているのですが、出てきた順番に訳しました。
後ろから訳すことももちろん可能です。


Le premier bonheur du jour
一日の最初の幸せ

Le premier bonheur du jour
C'est un ruban de soleil
Qui s'enroule sur ta main
Et caresse mon épaule

一日の最初の幸せ
それは太陽の光が
あなたの手のひらに巻き付いて
私の肩をなでてくれること

C'est le souffle de la mer
Et la plage qui attend
C'est l'oiseau qui a chanté
Sur la branche du figuier

それはやさしい潮風
海辺にふいてくるの
それは鳥が歌ったこと
いちじくの枝の上で

Le premier chagrin du jour
C'est la porte qui se ferme
La voiture qui s'en va
Le silence qui s'installe

一日の最後の悲しみ
それは、扉がしまること
車が走り去り、
沈黙が訪れる

Mais bien vite tu reviens
Et ma vie reprend son cours
Le dernier bonheur du jour
C'est la lampe qui s'éteint

でもあなたはすぐに戻ってきて
人生がまた始まる
一日の最後の幸せ
それはランプが消えること


※単語メモ※
s'enrouler くるまる、丸くなる、巻き付く
souffle (風の)そよぎ、そよ風、微風
figuier イチジク(の木)
chagrin 悲しみ
s'installer 身を落ち着ける
reprendre son cours (活動などが)再開する、正常に戻る
s'éteindre 消える



序数は
premier 最初の
dernier 最後の


それでは次回の数字の回でお会いしましょう。