ハロウィンの単語:2. ジャック・オ・ランタン | penのフランス語日記

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「虎と小鳥のフランス日記」でフランス語を学習中のpenの日記。独学です。トリュフォーの映画を字幕なしで楽しむのが目標。フランス語とフランス全般の情報を楽しくご紹介。初心者むけの文法、語彙、ディクテなどの学習法、フランス映画、フレンチポップスの話題もあり。

こんにちは。penです。

photo:Jack and Spider by E V Peters


ハロウィンの単語二つめはジャック・オ・ランタンです。
かぼちゃの灯明です。

丸いおおきなかぼちゃの中身をくりぬいて、それからちょっと怖そうな顔になるようにパーツをくりぬきますが、最近ではいろいろとこった顔のものも多いです。

ハロウィンの由来を見ると、ジャックというのはもともとアイルランド人で、ちょうちんも最初はカブだったらしいですが、アメリカに伝わったとき、かぼちゃがたくさんとれるので、かぼちゃのちょうちんを飾るようになったようです。

ジャックがあの世からこの世のあいだをさまよう時、道が暗いから使ったちょうちんが由来で、死者の魂のシンボルなのですが、今は誰もそういうことは気にしてないと思います。

これを戸口において、火をいれておくと、その家はハロウィンに参加していることがわかりますので、子どもたちがお菓子をもらいにやってきます。しかし、置いてなくても来る場合もあります。通常、家の明かりをすべて消しておけば、留守だと思って来ないです。しかし、それでも来る場合があります。


英語ではjack-o'-lanternといいますが、これはちょっと古い言い方で、pumpkinと言えばいいです。


フランス語では

un feu follet

feu folletは「鬼火」。また「つかの間のもの」という意味もあります。ハロウィンに関係ありませんが、Le feu follet(鬼火)というタイトルのルイ・マル監督の映画があります。


例文

Vous avez un feu follet ?

ジャック・オ・ランタンありますか?


それでは、また。次回のハロウィンの単語でお会いしましょう。