数字:15 | penのフランス語日記

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「虎と小鳥のフランス日記」でフランス語を学習中のpenの日記。独学です。トリュフォーの映画を字幕なしで楽しむのが目標。フランス語とフランス全般の情報を楽しくご紹介。初心者むけの文法、語彙、ディクテなどの学習法、フランス映画、フレンチポップスの話題もあり。

こんにちは。penです。


数字シリーズ17回目。


きょうは<15>です。





15 quinze


発音 は カーンズ



14 
で書きましたが、qu のあとに来る母音の発音がか行になります。

たとえば、

Québec  ケベック


quinze は in アン という鼻母音がか行になるので、カーンズ


ちなみに、もし辞書をお持ちならごらんいただくとわかるようにQで始まる単語はとても少ないです。


quinze はちょっとまぎらわしいかもしれません。
5がcinq 50がcinquante なのに、なぜ15はqu始まりなのか。
ここだけ、カルテットなどと一緒でラテン語が残っているようです。

quinze jours :ニ週間;フランス語では15日は
2週間 です。8日で一週間を意味します。


8日が一週間の謎

太陽暦ですので、物理的には1週間は月曜から日曜まで-月曜始まり-で7日間ですが、習慣的に quinze jours は二週間、
huit jours は一週間という意味で使っています。

たとえば

Il arrivera dans huit jours.
彼は一週間後につくでしょう。

donner ses huit jours 
使用人に一週間分の給料を前払いして解雇する

tous les huit jours 
毎週

このとき、その日を含めて数えている、とプチ・ロワイヤルには書いてあります。 

ですので、ニ週間は8+7=15の15日間となります。

dans quinze jours ニ週間後に
il y a quinze jours ニ週間前に

 

  

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15がタイトルに入っている映画をご紹介します。


Quinze ans et demi 2007
François Desagnat, Thomas Sorriaux




邦題不明


タイトルは15歳半、という年齢のことだと思います。


青春物のようです。高校生ぐらいでしょうか。
その年頃のあれやこれやとジェネレーションギャップ。
予告編にお母さんが出できませんが、旅行中なので、そのあいだだけお父さんが面倒を見ています。
それまでは、お母さんが一人で育てていたという設定。うーん?もしかしたら、タイトルは年齢じゃなくて、お父さんが娘と別れていた年月と考えることもできますね?
映画を見てないのでなんとも言えないです。




予告編を見たら、どこかで聞いた声の人がいまして、どこで聞いたのかと、ずーっと考えていて、わかりました。プチ・ニコラの隣人をやってた俳優さんです。見た目がずいぶん違うんですが、声に特徴があるのです。隣の人は出番が少ないのですが、あまりに何度も植木を切ってるシーンを聞いたので(ここのニコラのお母さんのセリフが難しいので)、声を覚えてしまいました。



1分44秒





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15 ans et demi





それでは、また。16の回でお会いしましょう。