ガン患者と仕事と人間関係の難しさ | 肺腺ガンと共に生きてます

肺腺ガンと共に生きてます

娘を失って7年後
肺腺ガンの告知を受けショックで毎日泣き明かし
必死で生きてきて12年目を迎えます。
これからの人生を思う事を綴ります。

この1週間、急ぎの仕事と言われ

初めて覚える仕事に出来るだけ早く覚えようと

神経を集中し、無理をしたせいか

昨日頃から体調が辛くなる・・



会社の方に、

「本来なら私だとこの仕事1日で仕上げられる仕事ですが、

初めてということで、遅いのは熟知していますが、

遅くとも明日までには仕上げるように・・

また、こういった仕事が頻繁にあるので

スピードアップでお願いします・・・」と言われていたのに


昨日の夜から腹痛、嘔吐、咳がひどくなり

みごと今朝は身体が言う事を利きませんでした・・



精神的なものか、副作用なのかわかりませんが、

とりあえず病院で点滴を打ってもらい、

会社にお休みの連絡を入れる・・


が・・・

最近、というより再々復帰してからは

会社の対応が冷たく感じる・・

「お休みさせてください」のお願いに

「わかりました」の一言で済まされる・・

「お大事に・・」「無理されないように・・」と言う

労わりの言葉が何も無い



言葉を求めるのは、贅沢なのかもしれないけれど

会社にいても、何かしら仲間はずれのような気がする・・


私の偏見なのかもしれない・・

でも、パートの女性が一人いるんですが、

その方と私との待遇は正反対・・

もう一人の女性は、10年その会社にいて

頭もきれて、仕事も効率よくこなされます

いつも、「すごいですねぇ~」「○○さんならすぐできますよ!」

と、私から見ればおだてられた言い方だとは思いますが、

その方もまんざらでもないらしく、いつも笑って楽しそうに

仕事をされている姿を見ると、

仕事の話以外、された事が無い私にとって

羨ましい存在であるのは確かです。



私のひがみかもしれない

そう思ってきましたが、

痛みや辛さに耐えて毎日を送る私にとっては

それを冷静に受け流す心のゆとりさえ

ないのかもしれません・・



自分が嫌な人間に思えることもあります・・

けど・・

今の職場を離れたら高額な薬を続ける事なんて出来ません

がん保険に入っていなかった私にとって、

大阪で一人頑張っている娘の援助も出来ない私たちにとって

月に2~3万のお金さえ重要です



主人の安いお給料だけではやってはいけず、

私のわずかながらのお給料でも薬の足しになるから・・


ほんとうにガン患者だけの職場が欲しい・・