今年7冊目の読書は、
オー!ファーザー/伊坂幸太郎でした
この話、凄いです(笑)
主人公の男の子には、四人のお父さんがいて、どのお父さんが血の繋がりのあるお父さんなのかは分からないんです
しかしながら、その問題には触れずに、家族の回りで問題が起き、その問題をお父さんたちが解決していくんです
そんな複雑な環境の中でも、主人公は落ち着いていて、冷静で、それに対してお父さんたちがとてもコミカルで
非常に伊坂幸太郎らしいといいますか、伊坂幸太郎にしか書くことのできない作品だなぁ…と思います
そして、様々な経験のなかで、冷めている主人公がふと「お父さんたち四人全員がとても大切だ」と気づくシーンがあるのですが、そのシーンにとても心温まります
「家族になる」と良く言いますが、本当に家族には時間をかけてなっていくモノなのだなぁ…とほんわかしました
ちなみに、私は、お父さんの中では葵さんが好きです(笑)
次は何を読もうかな?
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