小さい頃から我が家に当たり前のようにあった赤い実
桜桃 (ゆすらうめ)と言います。
白い花が咲きます。
毎年、この時期になると赤い実がたくさんなります。
手で簡単にポロポロと採れるので
小さい頃は収穫するのが楽しみでした。
少し酸味がありますが
さくらんぼのような味に似ています
調べてみてビックリしました
小さい頃から当たり前に食べてきましたが
体に良い成分が含まれていたんです。
今日もこんなに収穫しました
果実は、クエン酸、果糖、ショ糖を含み
薬酒にして就寝前に盃1杯を飲むと
薬酒は、滋養強壮、疲労回復、低血圧、不眠症
などに効果があります。
もちろんそのまま食べても体に良い
◆薬酒の作り方◆
熟した果実を、1キログラム、35度のホワイトリカー1.8リットルで
3~6ヶ月冷暗所に置き、布で濾してさらに熟成させる。
果実の種を洗い、乾燥したものを生薬で毛桜桃(もうおうとう)
といいますが、この毛桜桃を煎じて空腹時に飲むと
緩下、利尿、肩こり、手足のむくみなどに効果があります。
◆毛桜桃の煎じ方◆
4~10グラムを1日量として
約0.3リットルで3分の1量まで煎じて食間の空腹時じ服用する
1つの実でも生食、薬酒、種を煎じるという3通り楽しめるんですね
育て方も簡単ですので是非鉢植えで育ててみては?
観賞用としても可愛いのでお勧めですよ
【詳細】
・薔薇(ばら)科。
・学名 Prunus tomentosa
Prunus : サクラ属
tomentosa : 密に細綿毛のある
Prunus(プラナス)は、
ラテン古名の「plum(すもも)」が語源。
・中国原産。
・3~4月頃、白かピンク色の花が咲く。
・6月頃に赤い実がなる。食べられる。
・葉っぱには毛がいっぱい。(独特の手ざわり)
・全国で広く植栽されている。
・朝鮮語の「移徒楽(いさら)」がなまって
「ゆすら」になったといわれている。
・「梅桃」とも書く。
・この「桜桃」は「おうとう」とも読むが、
太宰治(だざいおさむ)の命日の
「桜桃忌(おうとうき)」の「桜桃」は
さくらんぼの別名の「桜桃」を指す。
・実は、「庭梅」によく似ている。
・別名「ゆすら」