『5大栄養素』という考え方があります。


私たちが必要な栄養素は5つで、具体的には(1)炭水化物(2)タンパク質(3)脂質(4)ビタミン(5)ミネラル、の5つです。


しかし、最近では6大栄養素、また7大栄養素という考え方も主流になってきているようです。



第6番目の栄養素が食物繊維で、第7番目がファイトケミカルというものです。



おそらく食物繊維は多くの人が聞いたことがあると思いますが、ファイトケミカルは聞いたことがないという方も多いのではないでしょうか。


ということで今日はこのファイトケミカルについて簡単に書いていきたいと思います。




ファイトケミカルの"ファイト"とは"戦う"という意味の"Fight"ではありません。


"Phyto"と綴り、『植物性の』という意味です。


その名の通り、植物に含まれている天然の物質です。


現在までに1000種類弱が発見されていますが、その数は全部で1万種類以上に上るだろうという意見もあります。


まだまだわかっていないことが多い新しい分野なのです。




具体的な働きとしては活性酸素を打ち消すというものがあります。


活性酸素とは活性化した酸素のことで、これが増えると細胞が傷つけられ、病気の原因になったり、また老化が進むと言われています。


活性酸素が増える原因はいくつかあるのですが、例えば紫外線を浴びたり、タバコや汚染された空気を吸ったり、またストレスでも増加するという報告があります。


「苦労すると老ける」という科学的根拠はここにあるのかもしれません。




ファイトケミカルはこの活性酸素を打ち消してくれるので、ガンをはじめとする病気を予防し、アンチエイジングにもなるのです。


そんな素晴らしい働きをしてくれるファイトケミカル、とらない手はありませんよね?



では具体的に何に含まれているのか。


それはズバリ、野菜や果物です。


野菜や果物の色素成分にはファイトケミカルの働きをするものが多く発見されています。


野菜や果物の色鮮やかさにはそんな効果もあったのです。


例えばトマトの中のリコピン、ニンジンに含まれるカロテン、ブルーベリーのアントシアニンなどです。


こういった野菜や果物を習慣的にとることでたくさんのファイトケミカルを摂取することが可能になります。




ポイントは色とりどりの野菜をバランスよく食べる、ということだと思います。


この野菜はビタミンなんとかが多くてビタミンなんとかが少ないから、そのビタミンなんとかを補うためにこの野菜をとって…なんてことは正直くだらないことだと思っています(否定されるかもしれませんが)。


例えば最近では「トマトをとるといい」なんてことが言われていますが、トマトは夏の野菜です。わざわざ冬にとることはないと思います。


スープなので温めてとるのはまだいいにしても、生のトマトを冬に食べると体が冷えて体にとってはむしろマイナスです。



季節にあった野菜を彩りよく、バランスよく食べることが大切だと思いますね。



★サプリメントで摂る際の選び方の注意点はこちら



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