ノロウィルスに 二酸化塩素がきくらしいという情報を見たので調べてみました





塩素一つに酸素が2個ついていびつな構造ですね


  最新記事→ http://ameblo.jp/mizuno20070324/entry-11754659520.html

   勿論 感染を防ぐためには 口に入らないことが第一です → 過去記事

塩素には確かに殺菌効果、抗ウィルスの効果はあります

が、毒性が強い
これに比べて二酸化塩素は毒性が弱いので

水道水やプールの殺菌に使われているあるいは医療器具の殺菌などにも使われています


食品添加物としても 使われています
比較的安全性が高いと言うことでしょうね

食品添加物といっても 積極的に加えるものではなく

残留しても あまり影響がない というレベルと考えていいと思います

プールでも使われていますが

実際には 塩素に弱い人の場合 プールや塩素のきつい水道水で

目が痛くなったり 髪の毛の色が落ちたりしますよね?

濃度のよっては 人に害をもたらします

もっと高い濃度では  目や気道だけではなく 肺気腫の原因になることもある

加熱するともっと毒性の強い塩素を発生する
腐食性
もつよいので 、、

部屋中に高濃度で充満させておく、、、なんて使い方は ぜったに良くありません

なので 例えば部屋に充満させるような商品に関しては

健康に害がない程度の濃度しか入っていませんので


ほとんど効果がない可能性がある


ましてや 飛沫感染よりも 経口感染が主な ノロウイルス対策としては無意味と思われます

既存の商品の販売の妨げになってはいけないので具体的な商品名は書きません


少しは効果がある可能性もあります。 某薬品会社のHPでは 

ウイルスを99%除去

と、書いて有りましたが、、 ノロウィルスの場合は

1%も残っていたら無意味です


ただし、液体で使う!という方法はありますが


不安定なので 家庭用としては使用がかなり難しいと思いますが

市販の物を使えば効果はあります


通常の殺菌であれば 液体などで使用する場合は

次亜塩素酸ナトリウムで十分かと思います


例えば衣服についたら 次亜塩素酸ナトリウムにつけ込む


次亜塩素酸ナトリウムとは いわゆる塩素系漂白剤です 0.1%位でOKです


飛散もあまり問題はありませんが飛ばさない工夫が必要です(工夫すれば抑えられます)

手袋を付けて処理する方法はありますが

手袋自体の処理をしっかりしないと 余計に拡大する結果になります




手についた ウイルスは 殺そう(怖そう)とせずに

洗い流してください


調べていて良い方法と関心したのが

エタノールで2回洗うという方法です


この場合 殺菌(壊す)効果よりも取り除く効果が高いことが重要です

エタノールを付けて 水で洗い流すと 表面のゴミ、菌はよりとれるかも分かりません

石けんも ウィルスを殺しません(壊しません)が

洗い流すという意味では 効果は大です


ちなみにノロは牡蛎が原因!っていうのは風評被害のもとです http://ameblo.jp/mizuno20070324/entry-11760501405.html


二酸化塩素工業会 http://chlorinedioxide.or.jp/clo2


 のページに詳しい二酸化塩素の解説もあります




とてもおもしろいですので




ごらんになってください(難しいですが)

これもよくわかりました http://www.tokyo-eiken.go.jp/assets/issue/health/webversion/web25images/norovirusdisinfection.pdf


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