詩;可能な限り近くで、私の耳元で「可能な限り近くで、私の耳元で」 届かない愛をここで語り上げても ただ空転するギアの無い歯車のようで どこへも繋がらず 何の役にも立たず 虚しく時すらも紡げず 答えの無い問は宙へ舞い ボトルに詰めた手紙は 無人島にすら届かない 波間に漂うあの人の声 届かぬ想い 消えていく闇 朝日はいつ昇る? 聞かせて欲しい あなたの声を 可能な限り近くで、私の耳元で