![$TPA整体について 仙骨理論を紹介](https://stat.ameba.jp/user_images/20130428/15/mizumasa21tpa/df/48/j/t02200138_0800050312516878995.jpg?caw=800)
まず第一番目に寛骨の前倒し(これは仙骨も含むので骨盤という言い方でもいいでしょう)
この寛骨はとは仙骨の両側、股関節の部分がある骨。一般的には骨盤という名称で知られてますが、骨盤という場合は仙骨も含めての表現です。
ですから仙骨の両サイドに二つの寛骨があることになります。
この寛骨がずれるというのは、臀部(でんぶ)の深層部分にある仙結節靭帯という部分が拘縮を起こして縮み、坐骨部分を後ろに引っ張り、寛骨が前に倒れた状態になっていることを言います。
この事ゆえに仙骨も前に倒れた状態になり、腰椎、胸椎群をずらしている原因を作っています。前部では大腰筋、腸骨筋、腸腰筋などが大きな影響を与えています。
この仙結節靭帯の他に仙棘靭帯、肛門拳筋、尾骨筋、外閉鎖筋、脊柱起立筋、広背筋などが間接的にかんよしているようです。
これによって起こる症状は腰痛、すべり症、肩こり、喘息、蓄膿症、偏頭痛、便秘、バセドー病や生理痛、不妊症などの起こす原因にもなっている可能性があります。
特筆すべきはパート1でも言っているとおり、仙結節靭帯の拘縮は脳梗塞、脳溢血、脳内出血、くも膜下出血などにも影響をあたえているので注意を要するという事です。
逆を言えば仙結節靭帯を緩めておけばそれらの危険性は格段に減るという事でもあります。ただし、これらは股関節の問題とリンクしているのでそれらの解決も同時に必要です。
仙結節靭帯を緩めるとき、注意が必要なのは寛骨の前倒しによって、前側の腹直筋の停止部や錐体筋そして小腰筋、場所としては恥骨の両側と上部ですが、そこがロック筋(それ以上、ズレが大きくならないように硬直している筋肉)となっていますので、同時に緩める必要があります。
この事の改善によって多くの女性の悩みとなっているでっちり、たれ尻、などが大きく変わるし、お尻が軽くなったような感じがするという話をたくさん聞きます。
ヒップアップへの変化が著しく起こり始める最初の変化と言えます。
仙骨理論パート2 鶴田 聡 著 P43より
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仙骨理論 パート2/たにぐち書店
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