ガンバレ!バーン君 FCR baron

ガンバレ!バーン君 FCR baron

我が家の黒い天使、フラットコーテッド・レトリバーのバーン君の闘病記(血球貪食性組織球性肉腫)です。

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涙は突然襲ってきます。
それは、会社だろうが、電車の中だろうが
歩道のど真ん中であろうが…
枯れることはありません。

泣いたら、雨にバーンが打たれると
そう聞いたので、止めようとするけれど
勝手に溢れだし、ひとしきりしないと
止まることを知りません

みなさんの、ブログで癒されるママです。
ありがとうございます。
みなさんちの仔供たちの無邪気なフラットスマイルに癒されます。

でも…やっぱり、バーンが恋しくて…
やっぱり、バーンじゃなきゃダメで…

神様の意地悪…なんで?って
私があの時、ああしたら?…って
もっと、もっとバーンに笑顔を与えられなかったかな?とか
もっと楽にしてあげられる事はなかったの?とか

あの日の朝感じてた。バーンはまだまだ生きたいって言ってるって…
具合悪くなってから、暑かったんじゃない…お腹を冷やせば治るかもって、本人思ったんだと思う
大理石の玄関に行こうとしたり、ベランダに出たがったり…
今まで、そうやると治って楽になったから…
本人治りたかったんだなって…泣けてくる

病気になってから、すっかり偏食になって、毎日食べてくれるものが
変わったバーン
鶏肉なら、鶏肉だけ
でも、次の日はもう鶏肉はイヤで、缶詰しか食べない
次の日は、ゆで玉子
ゆで玉子だけ12個。。。

そんなバーンが何も食べなくなり
最期に食べてくれた固形物は…

猫草…数本
バーンの為に家で栽培していた、
ニャンワンコ用の緑のツンツンした草

自分から食べるって、
他は何にも食べないのに
ヨーグルトも、アイスも舐めてもくれないのに…

草を食べるって…

それを思い出すたび、泣けて。。。泣けて。。。泣けて。。。

本人、草を食べたら、良くなるかもって思ったのかなって
きっとそうに違いないって…

また、泣けて。。。泣けて。。。


治してあげられなくて、ごめんね
バーン
ずっと一緒に居られなくなってしまって
ゴメンねバーン

今は、きっと側にいるよね?
いつも、一緒に居てくれてるよね…


バーンが使った抗がん剤も、ステロイドも、胃薬も、下痢止めも、吐き気止めも、抗生剤も
そう、酸素もだね
…全部、人間の薬と一緒
中にはワンコ用が先の薬もあるものね


だから、涙を止めよう
だから、バーンも最期のお仕事をしてくれたのだから

本当に、薬ひとつで、医療の進歩で
助かる命もあるはずだから
いつか、結核のように
組織球性肉腫なんて克服出来る病気になるかも知れないのだから

私と同じ悲しみが少しでも減らせるように
待ち望んでいる人や動物さんたちに
薬を届けられる様になるために…

キミの苦しみ、傷み、悔しさは
先生たちが、決して無駄にしないからね!

ネーネーぇも、微力でも、がんばるから

バーンの大好きな草いっぱいの春が夏がまたやって来るんだよ
バーンのために選んだ車
一年点検に出したんだよ

遠くに一緒に出掛けようね
暖かくなでたら、また代々木公園に行こう
大好きな海にも、長野にも…キミを連れていくよ


キミに逢いたい
キミの手を握りたい
キミの頭を撫でたい
一緒に走って、ボール投げして
ウマウマを分かち合って…
抱きしめて、眠りにつきたい…

ゴメンね、バーン
ごめんね、バーン

ずっと一緒だよ、バーン

春はそこまできたよ、バーン



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