みなさん、こんにちは
フリーウェディングプランナーKUREHAです。
結婚式のお仕事を初めて約13年
思い返せば…たくさんのカップルの一生に一度の
「結婚式」のお手伝いをさせて頂きました。
おふたりにとって、親御さんにとって、ゲストにとって
とっても大切な「結婚式」に立ち会えるなんて
本当に素敵な事であり、奇跡だと思います
そんな13年を振り返ってみて
今でも思い出すと涙がでるシーンの結婚式がありました。
結婚式当日、ご親族の控室から出て
小さいお孫さんを抱いているご新婦のお父様がいました。
披露宴も無事におひらきへと進み
ご新婦からのお手紙のシーンにさしかかった時
司会者から
「ここでご新婦のお父様よりお手紙をお預かりしましたので
代読をさせていただきます」
(直前にお父様から司会者へ渡されたお手紙でした)
~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~
○○へ(新婦)
今日、この日を迎えるにあたって嬉しいような寂しいような
気持ちでいっぱいです。
一番綺麗なウェディングドレス姿を涙のベールで
見れないかもしれません。だからこうして手紙を書きました。
あなたに出逢ったのは、19○○年△月□日でした。
大きな産声をあげて、お父さんとお母さんの元に誕生しました
(中略)
少し大きめのランドセルをしょって小学校に行くあなた
中学校に入って部活動に励むあなた
高校に入ってからオシャレに気を遣いはじめ
いつも鏡に向かってほほ笑むあなた
そして、今日 ウェディングドレスを着ているあなた
教会でバージンロードを歩いた時
色んな思い出がよみがえってきました
これからは△△君(新郎)と一緒に新しい人生をスタートですね
お父さんとお母さんは、これからもあなたを応援したいと思います
だから必ず幸せになって下さいね。
今日、こうしてたくさんの方に祝福されているあなたの姿は
お父さんの一生の思い出になりました
~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~
突然のことにご新婦もご新郎も涙が止まりませんでした。
実は、司会者も突然の事で涙でいっぱい
代読している声がかすれていました。
嬉しくもあり、寂しくもあり
朝、お孫さんを抱くお父様の姿は、
複雑な思いでいっぱいだったんですね。
結婚式って親御さんにとって
息子、娘との卒業式のようなものなんです。
結婚式をやるか、やらないか
私は、家族だけの結婚式でもいいから
「結婚式」をあげるといいと思います。
「結婚式」っていいですよ
こんな大切な「結婚式」のお仕事をすることは
本当に責任重大なお仕事だと気が引き締まる思いです