大好き。
それが、とてつもなく大きな支え、だった。
あまりマイナスな感情を書くことはよし
と思えない。
けれど、
壁にぶち当たることは、
誰にでもあるし、
壁を越えることが大切
と思って書こうと思った。
私の唯一の強みというか、
真の強みは、
メイクが大好きということ。
それは師匠にも言われたこと。
私はこの一年、事情があり、
メイクの職からはなれていた。
常に最新の情報を追い求め、
接客を学び、
メイクに接している生活から離れた。
その後の生活で、
思わぬ自信を失う。
バタバタとした毎日の中で、
心がすり減り、
メイクが大好きという気持ちさえも、
すり減っていった。
ショックだった。
大好きなものが
大好きでなくなるように感じた。
それは、人生が暗くなるように感じた。
こんな壁は特殊だろうか。
けれど、
じぶんの支え、強み
は誰もが持つものであり、
それがなくなったという体験
をするのはきっとある。
ではどう立ち直るか。
私は、想いが戻るのを待った。
しっかりと向き合うと息が詰まる。
だから、自分のしたいを大切にして、
メイクと違うことをしたりした。
想いが戻り出した時、
昔の接客ノートを見たり、
少しずつメイクとの接点を増やした。
自分の強みを失った時、
どうするか。
私の方法が正解とは限らない。
ただ、
自分の声を良く聞くべきだとは思う。
きっと私は今回のことで、
メイクとの付き合いが伸びたと感じる。
壁を感じて、越える時、
感じたことは宝になると思う。