癒着性腸閉塞剥離手術 | みずいろ みずたま ねこの部屋

みずいろ みずたま ねこの部屋

大腸ガン 腹膜播種ステージⅣ

初発から5年、再発から4年
そして最終ステージへ

くじけない、めげない、懲りないをモットーに 日々を綴ります

アメブロの解析に 検索ワードがありますが、腸閉塞で私のブログへ来られる方々がいらっしゃいます

その方々の参考になるかは分かりませんが、腸閉塞について書いてみようと思います

私は 術後2年目目前で突然発症しました

以後、ほぼ3ヶ月おきに繰り返していました

腸閉塞の治療は 基本経過観察です
イレウス管というチューブを 鼻から胃まで挿入し、閉塞部から行き場をなくした内容物を圧をかけて吸い出し、腸の通りをよくさせ 自然に戻るのを待つ、といった具合で、早ければ2~3日ほどで解消されます

そして ガスが出たのを確認後、流動食や重湯などから食事を開始し、その後問題なければ 1週間~10日ほどで退院となります

腸閉塞は 私の病院では まずエコーを見ます
その画像から 腸閉塞であろうと判断できるそうですが、造影CT、レントゲンも撮ります
激痛のため、車椅子移動だったり、移動ベットだったりもしました

私は特に食事の事などは 退院時にはなにもいわれませんでしたが、やはり 消化の悪いものは避けていました

イカ、タコ、貝類、きのこの中でもエノキなど、噛み切れないものなど
(まぁ 食べてましたけどね、少量ならいっかーって、それがあかんねん 笑)

でも正直、消化の悪いものよりも、疲れやストレスでなる事の方が多かったような、なかったような、そんな気がいたします...

特に前兆はなく、突然決まって みぞおちの右の場所が痛くなり、その後3~4時間後くらいで激痛、「腸閉塞や」となりました
(実際は骨盤内の小腸でした)
不思議と、午前、午後になる事はなく 決まって夕方5時以降でした

6回?7回?発症しましたが、内容物を戻したのは 初めての時と 前回と今回

病院で待ってる間に解消したのは1回

そして今回 剥離手術を受けたのですが、もちろん全身麻酔で、人工呼吸となります

術前に 硬膜外麻酔を背中から注入、術後の痛みはこの硬膜外麻酔で抑えます

しばらくはポンプを首からぶら下げで行動です

痛みが我慢できなくなった時はボタンがあり、フラッシュと言いますが、自分で押す事によって麻酔を注入します

{CE572E80-5BD4-4434-86FC-EEB4C902938C:01}


私は大体術後3日目くらいで ポンプを外し、あとは痛み止め(カロナール 200mg 3錠/回)を食後に飲みながらコントロールしていきます

今回の手術のサマリー(要約)を見ると、癒着箇所は2つ、そのどちらも剥離し、癒着防止フィルムを留置 とありました
(かなり専門用語ばっかりで、調べるの大変やったわ)

...前の手術の時にこのフィルム使ってくれてたらなぁ

とまぁ、こんな具合ですん