御殿場・「時之栖」での夢時間
御殿場・「時之栖」 はどこを撮っても絵になる
ここに来た目的は
サウンドセラピスト Aikaさんの
「天使のうたごえコンサート」を聴きに。
こんなに涙で浄化されたコンサートは生まれて初めて!
コンサートを何年も続けて聴いていた方のエピソードを、
Aikaさんが、歌の合間にお話して下さいました。
《 『彼女は、つらいことがあって、感情を出すのが苦手な方でした。
歌を聴き続けて、何とか笑うことはできるようになった。
でも
泣くことがなかなかできなかった…。
そしてやっと今年、
【泣くことができるようになりました。ほんとうに、ありがとう!】
そう言って、闘病中だった彼女は
ご主人の看取りのもと
笑顔で逝かれたそうです…。》
こんなお話の直後に聴く 『アメイジング・グレイス』。
ハンカチじゃなくて、タオルじゃないと間に合いませんでした
そして
コンサートの後、主催者さんのはからいで
「時之栖」イルミネーションを 無料!で 見学しました。
光のトンネルをくぐって
ドームに着いて…なんて美しいの
この時間は夢だったのかも…
どうやって伝えたらいいのか
感動する景色を前にすると
「わ~!」
「見て見て!」と
誰かとシェアしたくなるわけで。
この場所にいない人に伝えたい時には
文章か、写真しかない。
だけど、そのどちらも
私の観ているこれではなくて。
表現しようとすればするほど
別なものになってしまう。
もういいや、誰にも伝えなくても。
一人で感動してればそれで。
…と、思っていたとき
大大大好きな 故・星野道夫さんの写真集をめくっていて
彼が教えてくれました…。
《 いつか、ある人にこんなことを聞かれたことがあるんだ。
たとえば、こんな星空や泣けてくるような夕陽を
一人で見ていたとするだろ。
もし愛する人がいたら、
その美しさやその時の気持ちを
どんなふうに伝えるかって?
やっぱり写真を撮るか、
もし絵がうまかったらキャンバスに描いて見せるか、
いや やっぱり言葉で伝えたらいいのかな。
その人はこう言ったんだ。
自分が変わってゆくことだって…
その夕陽を見て、感動して、
自分が変わってゆくことだと思うって 》
ありがとう。わかりました…
無条件の愛に満ちたメッセージに…ただただ涙。