仙台内陸部の造成地は崩壊~仙台市太白区緑ヶ丘地区 | みぞっちふぁーむとみぞ塾と日本語教師と学生と海外旅行と…

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2019年再開しました



今回の東日本大震災では、

津波被害が大きく取り上げていますが、

内陸部でも被害は大きく、

家に住めないで困っている人もいます。




でも仮設住宅の話は

沿岸部津波被害地区中心に進められています。


内陸部で家を失った方は

仮設住宅に入る抽選に参加する権利すらない状況。



さらに内陸部は避難所がほとんどが解散。


支援物資が届くことはもうありません。





そんな内陸部被害の一部をご紹介します。





僕の近所である、仙台市太白区緑ヶ丘地区。


自転車で10分くらいの場所です。




八木山にあるんですが、

ここは昭和40年~50年代に造成されたニュータウン。



今回の震災で、

仙台市内陸部はこんなニュータウン造成地を中心に、

法面崩壊などの大きな被害が起きています。



震災から2ヶ月近く経過しているので、

さすがに応急措置がされており、

写真からはあまり被害の大きさは分からないかもしれませんが、

よく見るととんでもない被害状況です。



仙台で脱サラアラサー「農業はじめます!」農家研修1年目編

仙台で脱サラアラサー「農業はじめます!」農家研修1年目編


土嚢袋が3つくらいは入るほど、地面が陥没。



仙台で脱サラアラサー「農業はじめます!」農家研修1年目編


根元から倒れた電柱。



仙台で脱サラアラサー「農業はじめます!」農家研修1年目編


ブルーシートで覆われてしまって見えないですが、

数十センチは段差がついてしまっています。



でも避難所はもうないので、住むしかありません。



右側は断崖絶壁。



余震でこの地盤がさらに崩れたら…

と思うとぞっとします。




仙台で脱サラアラサー「農業はじめます!」農家研修1年目編






原因はまだ分かっていないようですが、

おそらく造成のために使われた土砂の材質や

締め固めの甘さなどが原因でしょう。






忘れ去られた被災地がまだまだたくさんあります。