新刊ご紹介感謝&本の誤植のお詫び、そしてAmazonレビューへの回答 | 横溝慎一郎行政書士合格ブログ  

新刊ご紹介感謝&本の誤植のお詫び、そしてAmazonレビューへの回答

昨日は司法書士試験。

受けた方はお疲れさまでした。

まずはゆっくり休んでくださいね。

りょうこ先生のブログでは、戦いを終えた受験生へのねぎらいとともに私の新刊も紹介してくれています。

そうか、自分の座右の銘は「悠々自適 盛岡冷麺」だったんだ(笑)。りょうこ先生に言われるまで自分で気づいてなかったぞと。

ともかくご紹介感謝です。

さらに盟友ザビエルカトーさんも自身のブログで紹介してくれました。
その記事はこちら。

ザビさん、ご紹介感謝です。

他の本まで紹介してくれててうれしいことこの上なしです。

あとサインを写してくれてるけど、右側の本に例の「盛岡冷麺」的座右の銘が書いてあります(笑)


「行政法」に関しては、いくつか訂正事項があります。

買ってくださった方にご迷惑をおかけしていることをお詫びいたします。

すでに出版社からも訂正表が出されています。

中でも、263ページの「見る問」の答えを×とすべきところ○となってしまっているのは、痛恨のミスです。

ごめんなさい。ここについては見落とした私の責任です。

もしこれ以外に、内容に関わるミスがありましたら、ご指摘いただけると助かります。

ただ、アマゾンレビューで指摘している方がいらっしゃいました263ページの関連過去問(3)は誤植ではありません。これはレビューを書いた方の誤解です。

具体的には、改正法施行前は、普通地方公共団体の長は、議会の審議に必要な説明のため議長から出席を求められた場合、出席する義務が課せられると121条は定めていました。

そして改正法施行後、例外的に出席義務が免除されるケースを定めた121条1項ただし書きが加えられたのです。

ですから、「議会の審議に必要な説明のため議長から出席を求められた場合、長は議場に出席しなければならない」というこの選択肢は、例外的に出席義務が免除されるケースを考慮していませんので、×と判断しているのです。

もちろん「原則として」という文言を加えれば○でよいですね。


では先週アクセスの多かった記事ベスト3をさらっと紹介しましょう。





さて、第1位の記事でも触れていた都議選の投票率は51.28%でした。

昨日の記事でも指摘しましたが、50%を超えると自民党は苦戦するというジンクスがあります。

そして結果はご存知の通り、自民党大敗となりました。2009年の選挙の際の38を大幅に下回る23議席。公明党と同数という記録的な大敗です。

共産党は17から19に、公明党は22から23と、それぞれ議席を伸ばす一方で、民進党は7から5と2議席減。あと生活者ネットワークも3から1と2議席減。民進党は健闘したほうだと思います。

そして都民ファーストが55議席を獲得し第1党に躍り出ました。

ただ改選前の自民党は57議席持っていたことを考えると、前回選挙の自民党は今回の都民ファーストを上回る勢いだったんですね。

ということで、小池都政はここからが正念場です。会見では2025年問題にも触れていましたね。いろいろな政策をどれだけスピード感を持って決定し実行していくことができるかが課題です。

一方安倍政権も発足以来最大の正念場を迎えました。

情勢次第では衆議院解散や退陣もあるでしょうね。

あ、こういうこと書くとすぐ民進党とか共産党に政権を渡すのか?みたいな反応をする方がいらっしゃいますが、自民党の中で別の人が総裁になって、安倍一派を一層するという選択肢の方が現実的であると言うこともお忘れなきよう。

野田聖子さん、そろそろあなたの出番ですよ、ということです。