本日公式発表がありましたので、こちらでもご報告させていただきます。
7月4日未明、漫画家のくりた陸さんが長きにわたるご闘病の末、入院先の病院にて逝去されました。
私どもを含む何名かはお見舞いに行き、顔を見てお話することも出来ましたが、その後すぐに容体が急変されてお見舞いに行くのが間に合わなかった方も多くいました。
急な知らせで、私たちプラチナフレンド企画室も未だに信じられない気持ちでおります。
公式な発表まではSNSなどでの発言は控えさせて頂いておりましたので、みなさまにお伝えすることが遅くなりましたこと、深くお詫び申し上げます。
プラチナフレンドは、くりたさんの発案で実現したクラウドファンディングプロジェクトです。
中にはすでに休筆されていたにもかかわらず「くりたさんが誘ってくれたのなら・・・」と再びペンを取ってくださったかたもおりました。
そして、あっという間に33名もの作家が集まり、一冊の本が完成したのです。
「私のお葬式には、プラフレを棺に入れて」
プロジェクト期間中にも冗談のようにくりたさんは口にしていました。
その約束通り、私たちはプラチナフレンドを棺に納めました。
プラチナフレンド制作のあゆみはけして楽な道のりではありませんでした。
クラウドファンディングの終了期間ぎりぎりまで成立が危ぶまれ、プロジェクト存続の危機も迎えました。
けれどたくさんのかたがたの支えで奇跡は起き、募集金額をはるかに上回ったゴールを迎えることができたのです。
そのかたがたとの繋がりと奇跡が生まれるきっかけを作り出したのが、くりた陸さんでした。
ファンディングにご協力いただいた皆様、プラチナフレンドの制作に関わってくださった皆様、イベントや通販などでプラフレをお手にしてくださった皆様、この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
発行から時間が経ってイベントでの頒布も終了してしまっていますが、書店委託ではまだ入手することができますので、この機会にプラフレの存在を知ったという方、ぜひ通販をご利用いただいてくりた先生の夢の本を手に取っていただけたらと思います。
☆Amazon
☆COMICZIN
※トートバッグはくりたさんの手によるプラフレ子ちゃんとぷら・ちいな君のイラスト入りです
そしてTwitterのアカウントをお持ちの皆様にひとつお願いがあります。
お通夜の際、くりたさんの旦那様が私たちに
「自分の知らない、みなさんと彼女の想い出をたくさん聞きたい」
とおっしゃいました。
そこで皆様にも
くりた陸作品やくりたさんご本人との思い出を #くりた陸 でツイートしてくだされば、ご遺族に伝わると思うのでぜひお願いしたいのです。
皆様のつぶやきは後日まとめてご遺族に見ていただくようにしたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
最後に
くりた陸さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
プラチナフレンド企画室一同