お正月のご馳走やお酒で疲れた胃腸を休ませるために、七草粥を食べる日、、、、、、?
では、ありません。
1月7日は、人日(じんじつ)の節句、が正式な名前。
文字通り、ひと の 日です。
そもそも、日本の節句は、中国から伝わってきた風習がベースになって作られたものなのですが、中国では元旦から1日づつ、獣畜を占う風習があり、7日は「人」の日なのだそうです。
そこから、7日は人を大切にする日として、春に芽吹いた若芽を食べて邪気をはらい、無病息災と五穀豊穣を祈願する日となったそうです。
現在、日本で採用している新暦の1月7日はまだまだ寒い冬ですが、元々は旧暦で節句の行事は行われていました。
旧暦の1月に7日だと、2月上旬の頃でしょうか。
野山の自然は徐々に目が出る頃です。
若い新芽にはビタミンやポリフェノールがたっぷり含まれています。
デトックスして体調を整える食材としては、最適です!!
昔から伝わる風習というのは、科学的根拠なんてない(おそらく)のに、ちゃんと理にかなっている!!
さて、七草粥ですが、、
本来なら、6日の夜に準備し、7日の朝作って神様に奉納し、食べるそうですが、、、
私は今日は朝からバタバタだったので、遅いお昼ご飯として食べました。
しかも、お米の準備が間に合わず、きび餅で代用。
七草粥雑煮になりました。。。
七草は、
セリ
ナズナ
オギョウ
ハコベラ
ホトケノザ
スズナ
スズシロ
の、7種類ですが、
全部揃っていなくても、他の野菜を加えても良いそうです。
また、地域によっても異なるようなので、作り易く、今の自分の体に合った七草粥で良いと思います。
年末の忙しさから、3月の年度末に向けて、バタバタと慌ただしく過ごしてしまう方も多いかと思いますが、人日の節句で体をいたわり、リフレッシュするのはとてもいい事だなぁ思います。