#926 女性の顔は男性の顔の5倍の価値がある!? | 水増されば舟高し

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モットーは「日々進歩しなければ今日の自分は昨日の奴隷である」。料理、スポーツ、書籍、美術、現代社会問題を通じ、ステキで自立し自律した大人とは何かを考えるブログ


 僕は最初の大学4年生の時、交通事故にあったことがある。
 その事務処理で面白かったのが、慰謝料の算出方法だ。


 慰謝料ってどうやって計算するか知ってます?
 病院の通院回数が基本になるのですよ。


 1回あたり4100円なので、2回行くと8200円貰えることになる。

 もうちょっと行っちゃおうかなとか思ったけど、全治2週間と診断されたし、そんな何度も行くのも面倒だ。結局4回か5回ぐらいしか行かなかった。きっとがめつい人は何かと理由を付けて毎日通っちゃったりするんだろうな。


 でも、慰謝料が通院回数×4100円だとはね。思いもよらなかった。
 その後興味があって、交通事故の補償について調べたことがあった。

 調べて、なるほど、と思った。交通事故なんて日本列島あちこちで起きている。補償金額なんてものは全てがあらかじめ表になって決まっているのだ(労働基準局作成)。
 僕の事故の事務処理をした損保会社は石原軍団がCMをやっている会社だけど、きっと慰謝料の算定方法も全社共通なのだろう。たぶん。


 そしてその労働基準局が作成した補償金額表を見てびっくりした。そこにはこう書いてあった


「女子の外貌に著しい醜状を残すもの」が1051万円なのに対し、
「男子の外貌に著しい醜状を残すもの」が224万円なのだ。
 要するに、女子の容姿は男子の容姿の5倍の価値があると言うことになる。


 ちなみに、
「両側の睾丸を失ったもの」は1051万円である。

 女性の容姿と男子の睾丸は同じ価値だった。


 逆に言えば、男性の睾丸は男性の容姿の5倍の価値があるということになる。なんかウケるような、男の存在に再考を促されるような話だな。


 厚生労働省が公認です、一応。