目を閉じれば
まだ貴女がいる


動かなくたっていいのに


沈みゆく心は何をもって抵抗し
ざらついた感覚は
どうやって拭われるべきだろう

純粋に生きる苦しさを知ってしまったのは僕のほうなのに
誰にも見せない苦労も


きっと二人は

別々の夢を追いかけはじめた

君も生まれてきた
たった一年前の季節
なのにこんなにも心にあたたかい
たくさんの思い出も蘇ってきた事実は消えない


貴女は受け入れてくれたのに
口笛吹いたらその風圧で
ウインクしたなら愛の矢で
ドミノはどんどん進んでいって
世界の果てまで行きますように


思いに従うだけ


歌があったから、ここまで生きて来れた
そう実感する瞬間がある
そう思ったんだ