★じゅんさんとのコメントやり取り⑧ー2 免疫細胞療法 | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

最初の栞さん宛の記事に、
温かい(ように感じられた文面の)
丁寧なコメントをいただき、
その後、コメントのやり取りを
させていただいた、
じゅんさん(三好立先生をご紹介)との

コメントのやり取りの続きです。

※直前の①~⑧-1をお読みになられていない
   方は、先に①~⑧ -1(特に、⑦、⑧-1)を
   お読みください。

私としても、とても大切な想いを綴った記事

に、じゅんさんが書かれた、免疫療法
(自由診療)についてのコメント、
じゅんさんの考え方に対する、
私の返信を、記事にしたいと思います。

私は、これをはっきり記事とするかどうか
迷いました。
   (最下段の件まで書くか、
    書かないと伝わらないし…)

が、記事としても、もう一度、
はっきり書いておいた方がよいだろう
と判断しました。


【じゅんさんのコメント4
    (免疫療法や自由診療)への私の回答】
     
              (続き)


敵の動きが見えないステージ3までは
エビデンス通りの標準治療が良い
>と私も思っています。

基本的には同じ考えです。
   (私も、ステージ2までは、基本的には、
   そう思います)

ただし、
ステージ3の局所進行乳癌では、
特に手術不能な皮膚やリンパ節転移があれば
術前化学療法が推奨され、
敵の動きは見えています。
ので、少なくとも、ステージ3Cは
ステージ4と同じ扱いを選択できるように
すべきではないか、
(ステージ4で使える薬剤をステージ3Cで
 使えないのはおかしい)
と私は思っており、
日本乳癌学会に意見は出そうと思っています。
  ※自分は、もはや関係ないので、
    後輩の乳癌患者さんのために。

という点だけが異なります。

また、私は、本人が納得して選択して、
後で後悔しないのであれば、どんな治療
(含:無治療)でも「良い」思います。

ただし、私も、
「根治」させたいのであれば、進行の速い癌で
手術、ピンポイント放射線を放棄して、
代替療法のみに走ったら、進行しちゃって
根治の手段がなくなるよ、と警告はします。

最初から「根治」でなく「共存」覚悟で、
無治療や代替療法のみを選択する
のであれば、
私とは価値観が異なりますが、
それで、その人が後悔しないのであれば、
その人にとっては「良い」選択
(人それぞれ)なのだと思います。


(標準治療をした上乗せということで、
>みゆさんのような免疫治療はOKと思います)

   私は、ハーセプチンという抗HER2
   分子標的薬の作用論理
      ※殺細胞ではなく、癌細胞の餌を捕る手を
         縛って兵糧攻めにして癌細胞の死滅を
         狙う
   から、
   ハーセプチンへの追加で微小転移だったら
   撲滅できるかな、との考えで
       ※ハーセプチンは餌を捕る手を縛るだけ
         だから、自己免疫力(リンパ球)で、
         癌を殺すしかないわけで、
         自己免疫力を高めるために

   リンパ球療法を試しましたが、
   他人には軽々に勧めません。
   OKかNGかは他人が評価することでは
   なく、本人にとってOKであればOK、
   と思います。
   ただし、ブログでは勧めているように
   勘違いされないよう、相当、気を使って
   選択した背景、理由も書いています。

         ※じゅんさんは、それらの記事も読んで
            理解してコメントを書かれたのかな、
            と思いましたが、じゅんさんとの
            コメントのやり取りを記事にした後の
            じゅんさんのコメントから、
            そうではなかったんだな、と感じ、
            残念に思いました。
           
ステージ4は、エビデンスよりも、
その人に一番効くものは何か?
という考えにするべきです。
>免疫療法で効果があるなら、
>他の人に効かなくても、それで良いでは
>ありませんか?
>大規模の比較試験なんて待っていたら
>命がなくなってしまいます。

    同感です。
    ただし、⑧-1で書いた通り、
    治療実績(効果と副作用)は開示すべきと
    思います。
    なお、私は免疫細胞療法で固形がんが
    縮小するとは思っていません。
    免疫力がUPするかどうかは、免疫力を
    測る指標がないので分かりません。
    それでも、禁止するのでなく、
    開示された情報を見て、患者本人が
    決めればよいことだと思います。

勝俣先生の考えはステージ3までには
相応しい、

      手術不能な皮膚やリンパ節に転移のある
      ステージ3も、「ステージ3までには」
      で括られている点、
      私にとって重要な気持ちは
      ご理解いただけなかったことは、
      残念ですが、
     「敵が見えない状況では」に読み替えれば
      同感です。
      患者集団のエビデンスしか、判断材料が
      ありませんから。

一方梅澤先生、三好先生はステージ4
対する方針が主です。
そこが区別がついてないと
認識が間違ってしまいますね。

まさに、同感です。
みんな、いっしょくたにして読むから
本当に難しい。

だから梅澤先生は、しつこいほど
「治らない固形がんでは」と書いている
>のです。

遠隔転移した乳癌は、極々一部を除いて
「治らない」
   (癌が身体から全ていなくなる、
    もっと正確に言うと、自分の免疫で、
    発生してくる癌細胞を死滅させてる状態
    までには出来ない)
って認めたくない、聞きたくない患者も
多いし、、。

逆に、一般的に根治が狙えるのは、
ステージ3までだよ、
ってことが分かっていないから、

ステージ3(2)までの方で、
①怪しい情報に流されて、
    勿体ない無治療・代替療法に走る方
      (手術やピンポイント照射をせずに、
       代替治療で治そうとする方)や

②むやみやたらと、癌=死ぬ 
    不安の方が多い。

     ⬆ 自分のブログに、自分の癌の
          状況の「悪い」『事実』や気持ちを
          書くと、コメントで自己主張される
          方々は、こういう方々や、
          癌患者でもない方々なのかな…
          

ーーーーー

私は、
自分と同じように、厳しい癌と向き合って
いる方たち(ステージ3や4の方)には、

乳がんは、遠隔転移しても、根治しなくても
直ぐには死なないから、

遠隔転移後は、
自己免疫力(自分の生きる力)を、出来るだけ
落とさずに(高めて)、
すなわち、武器でもあるけど、毒薬でもある
抗がん剤の副作用を出来るだけ抑えて、
そのためには、減量したり、
その他工夫できることはして、

癌の増大を抑えていくようにしましょうね、
と言っているだけなのですが…。


患者が患者に伝えるのは、とても難しい。
ので、梅澤先生にお願いして、
ブログを転載させていただきました。
  ※私は、ステージ4の治療については
    基本的に、梅澤先生と同じ考え方です。

抗がん剤について言えば、
少ない量から増やす梅澤先生と、
最大量から減らす標準治療?(勝俣先生)
で手法が違うだけで、

減らした量でのエビデンスがない点では
標準治療?(勝俣先生?)も、
同じような気もしますが…

また、私がやり取りさせていただいた
勝俣先生の患者さんの治療に関しては、
梅澤先生のお書きになられているのと
だいぶ解離があります。
抗がん剤の減量もされるようですし、
手術などの局所療法もお認めになって
いるようです。
(患者力のある方だけかもしれませんが、
  それは、私には分かりません)




2019/ 2/9に、
3dからの1分間に数個、
大量の記事に、記事も読まずの嫌がらせ
「いいね」すなわちブログ破壊行為を
されたため、
本記事の冒頭に、
「 5ch掲示板の個人叩き・イジメスレッド
    「がん闘病ブログ」「癌闘病ブログ」
      への書き込み経験者からの「いいね」
      すなわちブログ妨害、ブログ破壊の
      嫌がらせ「いいね」をお断りする」
文言を入れていました。
3dからの嫌がらせ「いいね」が止み、
また、再投稿が追い付かず、出来ずの
他記事への「いいね」が取り消されたので、
冒頭の文言は削除しました。
(2019/2/23)