絶対にこれ、梅雨明けしたよねーーっと

朝っぱらから騒いでいたら、案の定、この地方の梅雨明け発表。

夏本番、ついに到来~~!あっついっあせる



「海の日」の今日は、オバサンはパンのお勉強会。

名古屋までお出かけですー。

毎年、この時期に開催されるサマーセミナー。

このたび招かれた講師のセンセーは、ベルギーのヒトでした。



ベルギーでまず、思い浮かぶのはチョコレート!

それとベルギーワッフル。。って、発想があまりに貧困過ぎーー。



今回は、ベルギーというお国で昔から食べられている

伝統的なパンを、重点的にレクチャーくださいました。

ベルギーのパンって、ドイツに近い感じなのか

ちょこまかとした技巧的なもの、というよりは

でっかくて、みっちりしてて、重くて、がっつーーん!としてて

なんつーか、「媚びてない」ところが

オバサン的には好ましい気がしました。



ベルギーはフランス語圏なんかな?

通訳のかたを介した、センセーのお話によれば

日本に伝わっている一般的な「パンの製法」はおおむね

フランスから輸入されたもの、とのこと。

ベルギーにおける製法は、やはりドイツ風というか

本日、習ったパンには「一次発酵」なる概念がなくて

捏ね上がったらすぐ分割、ちょっと寝かせてじきに成型し、

そこから1時間強、発酵するという方式でした。


どちらかと言えば、全体的におおざっぱ。

成型に関しても、あれこれ細工を施すことなく

てか、「細かいことは気にしない~~音譜」と、

ダイナミックにどんどんと、材料をばかすか混ぜ込んでっちゃっても

あらドキドキちゃんと立派なパンが焼けてるじゃない~~アップ


こういうの、初心者の方には絶対に喜ばれるよねー。



センセーが最後に話されたこと。


パンの成り立ちは、うんと大昔に

たまたま偶然の重なりあいで、発酵という現象により

出来上がったものが時代を経て行くうちに

製粉技術や、発酵の技術がどんどんと研究開発されたことで

より美味しいものへと、発展してきた。

世界中、様々な国や地域で作られている「パン」も

風土、気候、材料がそれぞれ異なっている中で

独自の、その環境に適した作り方によって

長い時間をかけて、培われてきたのだから

どのやり方が正しくて、それが間違っている、とは

絶対に言いきれない。


つまり、それくらい「パン」は

その国や地域の人々の暮らしそのものに

深く関わっていて

生きて行くうえで、欠くべからざる食文化を担っている。




と、深くアツく広くながーい「パンの歴史」のほんの一端に

触れさせていただける、有意義な機会でありました。





本日、レクチャーいただいたパンのほとんどが

特別な材料を用意せずとも、自分ちでおさらい出来そうなレシピでしたので

こりゃー、早速作ってみないとねーー!




そうそう。

おなじみの「ベルギー・ワッフル」も。


アレって、本国では「ゴーフル」ってお呼びするのね。

日本でゴーフルって言えば、あの炭酸センベイにクリームがサンドして

ある、贈答品のお菓子のことを指すんだけど。



ブリュッセルタイプと、リージェタイプの2種類。

ベルギーの都市の名前が冠されています。

デザートとして、フルーツやクリームをデコレーションするのが

ブリュッセルタイプ。

日本で「ベルギーワッフル」として定着してるのが

リ―ジェタイプです。


どっちも、ワッフルメーカーさえあれば簡単に作れるよー。

久々に、ワッフル、、じゃないゴーフルを

作ってみたくなりました~~。

カロリー、めっちゃ高いけどねにひひ