みなさん、おはようございます☆
昨日は母の日でしたね。
お母さんに日々の感謝を伝えること、できましたか。
結婚して、もうひとり母ができました。
毎年母の日は食事をしに行きます。
今回は焼き肉。そしてブーゲンビリアの花の鉢を贈りました。
毎年鉢植えの花を贈っていて、庭に綺麗に植え替えてくれてます。
3人で美味しいご飯を食べ、楽しい時間を過ごせて良かったです。
そして、そういう楽しい時間のあと
やっぱり私は高知の母のことを思い出します。
思い出すというより、いつも思っているので思い出さないでいいくらいですけど。
トトの実家などでみんなで賑やかに集まってる時などは特に、楽しい反面、母を思い、寂しくなります。
昨日は特にそういう思いが込み上げてきました。
ああ、今日も母はひとりでご飯を食べているんだろうと…
ひとりにして申し訳ない気持ちで、母を思うと胸が締め付けられます。
寂しいとかは一度も言ったことない母だけど、言わない人だからこそ、よけいに思う。
言わないだけで、我慢してるんだろうなと。
寂しい思いをさせてごめん。
ひとりにしてごめん。
ちなみに父とは私が2歳頃に離婚し、その後私が大学入った頃に亡くなってます。
お母さんありがとうと
お母さんごめんの気持ちが溢れる。
そんな日。
6年前を思い出す。
私が旅立つ日…
トトが迎えに来てくれ、私の車で二人で福岡に行く日
荷物をもくもくと車に積んだりしながら、とりとめのない話ばかりで言いたいことが沢山あったのに、何も言えなかった。
二人とも無言。
最後の最後にようやく
「ありがとう」とだけ言えた。
「はいはい、気を付けて行きよ。」
「うん…」
そう言って、込み上げてくる思いで泣きそうになり母の顔が見れなくなった。
やっぱり何も言えない。
でも車に乗り込む足も止まったままの私。
何か言いたげな私を察して
「まぁまた、すぐちょっこり戻って来たらえいき。」と母。
「うん。また残りの荷物も取りに戻る。」
そう言ってやっと見上げた母の顔。
目が赤い!ヤバイ!と思い、
じゃ行くき、と言って車に乗り込んだ。
「山は危ないき、気を付けて行きよ。」
「うん」
ゆっくり発進する車。
バックミラー越しに、玄関前にぽつんと佇む母の姿を見る。
そこには手を振るでもなく、ただただ泣いている母がいた。
顔を真っ赤にくしゃくしゃにして。
泣きながら最後までじっと見送ってくれていた。
もうダム決壊。
車中で泣きまくった。
私はあの日の母の姿、母の思いを一生忘れない。
母は、私のことを自分の分身のように思っている、とトトに話した。
本当は知り合いも何の身寄りもない福岡にひとりで行かせたくないと。
そんなこと初めて聞いた。思ってても口にするような人じゃないと思ってたし。
だから、私が泣いて帰ってこないかんなったら許さんきね。と脅しも入れてた(笑)
トトは覚えているだろうか。
たぶん、忘れてそう。
私にはトトしかおらんき、話も沢山しちゃってね、この子おしゃべりやきね、何かあったら守っちゃってね、仲良くね、とそういうことも話してくれた。
そんな言いにくいこと言ってくれて、
心からありがとうとごめん。
見送る母の姿に、絶対幸せにならんといかんと思った。
すぐまた戻ってくると言って次帰って来るまでに2年もかかった。
6年間で3回帰郷した。
その度に、家も母もグッと歳いって見えた。
福岡で天気予報見てる時に母を思う。
家族でご飯を食べてる時にも思う。
殿の寝顔に母を見る。
殿と手を繋いでる時に母の手の温もりを思い出す。
殿と桜を観たり、お散歩してる時に一緒に行けたらと思う。
ふとした何気ない時に思う。
殿を通して母と自分の過去を見る。
そうしていつも思う。
あと何回、
私は母に会うことができるのかと。
遠く離れても思わない日はない。
遠く離れてるからこそ、よけいに思うのかもしれない。
思ってるだけじゃダメなんだよ。行動にしないと。
毎日毎日6年間、ひとりでご飯を食べてひとりで寝てる母に、感謝とごめんの気持ちを込めて、いつものように殿の写メを送った。
電話したけど、いつもありがとうのひとことも言えないバカ野郎なんで、写メに添えてなんとか…。
本当は、結婚しても離婚するじゃせんじゃとか沢山あったけど、
お母さんのお陰で今の自分は幸せだよと伝えたい。
早く沢山殿を抱っこさせてあげたい。
重いき抱っこできんぞねーとか言いながら抱っこする母の姿が想像できる。
何でもないことで笑い合いたい。
毎日ケンカしながらも、一緒に暮らしたい。
そんな日が来ますように。
お母さんいつもありがとう
そしてごめんね。
長々と読んで下さり、ありがとうございました☆