色々起きている時事など含め心がザワザワしていてちょっと間が空いてしまったのですが、自分の中の気持ちや考えをまとめているうちに、今さらながらにふと読みたくなった本が。

世界がもし100人の村だったら

2001年にこの本が出版された頃の自分は、新卒で就職したてで自分のことで精一杯だったけれど、人生の折り返し時点あたりで子供たちの生きる未来を考えると、やっぱり本棚に置いておいて少しずつ子どもたちと一緒に読みたいなと、こども編と合わせて購入。

たべもの編とか、日本がもし100人の村だったらとか、いくつかバージョンがありますが、基本的な内容はコチラで読めます。

インターネット上でチェーンメールのように広まって、世界的に流布した世界の人々の相互理解、相互受容を訴えかける「世界村」について示唆を与える文章が生まれ、インターネットによるフォークロア(民話)、略してネットロアともいわれているものを本にしたもの。

本のはじまりは…

今朝、目が覚めたとき
あなたは今日という日にわくわくしましたか?
今夜眠る時、あなたは今日という日にとっくりと満足できそうですか?
今いるところが、こよなく大切だと思いますか?

これを読んだらまわりがすこし違って見えるかもしれません。

と、最近起こっていることと切り離しても、自分の中を見つめるきっかけをくれる本のような気がします。

内容はちょっとデータは古いので、見つかる限りでの最新人口データ(分かりやすいのはちょっと古いけどコチラ→)を見てみたのですが、出版時には63億人だった世界の人口が2014年には70億人を越えていて、今の日本はもっと低い順位だと思っていたのに、それなりの位置づけにあることに恥ずかしながら正直驚きだったり、最近起こっていることが100人の村で起こったらどうするのが良いのか、できるのかを考えてみたり。

できれば毎年最新のデータと情報を反映させて出版してくれるといいなと思いました。

あと気になっていたコチラの本も読んでみようかと。ぞうのエルマーの著者のデビッド・マッキーさんの本、本屋さんで売り切れていたので、図書館で予約してみました。

せかいでいちばんつよい国

最後に事件の渦中にあったジャーナリストの方の言葉、

目を閉じて、じっと我慢。怒ったら、怒鳴ったら、終わり。それは祈りに近い。

色々なことに通ずると思います。

ご冥福をお祈りして。